ブランド化に向けた高品質な農産物・食品の開発
農産物の国産ブランド化や高度利用による6次産業化を推進し、地域基幹作物の収益性を高めるため、加工適性等を改善した高品質な品種の育成に取り組む。
バレイショでは、国内産地リレーによる加工原料の安定した周年供給を可能にするため、長期貯蔵技術を開発するとともに、加工適性や貯蔵性が高く多様な作型に対応できる品種を開発する。また、疫病やジャガイモシストセンチュウなどの病虫害の高度抵抗性品種や、でん粉特性や有色変異などを利用した新規形質系統を開発する。
カンショでは、加工需要を拡大するため、低温糊化性でん粉品種、及び焼酎等への醸造適性や食品加工適性に優れた品種を育成する。また、多収で直播栽培適性に優れ生産コストが削減できる原料用品種や、貯蔵性や早期肥大性などに優れた収益性の高い青果用品種を育成する。
サトウキビでは、島しょにおける干ばつ等の不良環境に対する適応性を有し、安定多回株出し栽培や早期収穫により製糖工場への搬入期間を年間6ヶ月程度に拡大できる製糖用品種を育成するとともに、用途拡大と高度利用を可能にする砂糖・エタノールの複合生産用品種や飼料用品種を育成する。
また、地域特産性の高いソバやナタネでは、機械収穫適性の高い多収で高品質なソバ品種や春まきソバなどの新たな作型に対応したソバ品種、暖地の水田作に適した無エルシン酸やダブルローなど成分特性に優れるナタネ品種を育成する。さらに、6次産業化の推進に有用な雑穀、雑豆等の新規作物を導入・評価する。
普及成果情報
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2013年
(主要普及成果)
- 九州地域における春まきソバ「春のいぶき」の栽培ガイドライン