品種

食用作物の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
工芸作物
サトウキビ属(Saccharum L.)
やえのうしえ 2018年8月14日 「やえのうしえ」は、土地を有効活用した自給飼料生産が求められている南西諸島地域向けの飼料用サトウキビ品種です。黒穂病抵抗性が"極強"でその他の病害にも強く、また、収穫時期が遅れても倒れにくいため機械収穫に適しています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
えみだわら 2018年8月14日 水稲「えみだわら」は、関東・東海地域では出穂期が「コシヒカリ」よりも3日程度遅く、成熟期は1週間程度遅い中生の粳系統である。出穂から収穫までの登熟期間は44日程度で、「コシヒカリ」よりも5日程度長くかかるが業務・加工用品種「やまだわら」よりも1週間短い。玄米収量が高く、玄米品質にも優れる。炊飯米は粘りが少なく、「コシヒカリ」とは異なる食味特性を活かした業務・加工用としての利用が期待される。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
ふくあかね 2018年6月18日 大豆「ふくあかね」は暖地での栽培に適した赤大豆で、光沢のある赤褐色の種皮を持ち、黒大豆の「クロダマル」より早熟でほぼ同等の収量性をもつ。豆菓子など、赤褐色の種皮色を活かした加工品の製造に用いることができる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
にじのきらめき 2018年6月18日 高温耐性と収量性に優れた「コシヒカリ」熟期の中生品種です。イネ縞葉枯病に対して抵抗性を持ち、短稈で耐倒伏性に優れ、栽培は容易です。「コシヒカリ」に比べて15%程度多収で、高温条件でも品質は良好で食味にも優れています。大粒で業務用としての利用が期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
あきあかね 2018年5月21日 「コシヒカリ」より2週間以上収穫期が遅い、晩生の極良食味品種です。同じく晩生の「あきだわら」よりやや少収ですが、大粒で玄米の外観品質に優れ、業務用に適した品種として普及が期待されます。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
びわほなみ 2018年2月23日 「びわほなみ」は温暖地西部向けの日本めん用品種です。「農林61号」や「シロガネコムギ」に比べ収量が1割以上多い多収品種で、製粉性に優れます。アミロース含有率がやや低く、なめらかでモチモチとした食感のうどんが作れます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ゆみあずさ 2017年10月20日 「ゆみあずさ」は、多収でいもち病に強く耐倒伏性に優れる良食味水稲品種である。「あきたこまち」や「ひとめぼれ」より約1割多収なことから、業務用米としての利用に適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ミルキーオータム 2017年8月18日 水稲「ミルキーオータム」は、低アミロース品種「ミルキークイーン」に出穂を晩生化する遺伝子Hd5を導入した品種である。育成地における出穂期は、「ミルキークイーン」よりも1週間程度遅く、収穫期は2週間遅くなるため、「コシヒカリ」との作期分散が可能となる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
くらのぬし 2017年8月18日 水稲「くらのぬし」は、温暖地東部において出穂期が"やや晩"、成熟期が"晩"に属する粳系統で、温暖地東部の主食用品種との作期分散が可能である。粗玄米収量が高く、葉いもちに強いため、飼料用米の低コスト安定生産に適する。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
ことゆたかA1号 2017年8月18日 「ことゆたかA1号」は滋賀県の主力品種「ことゆたか」に難裂莢性を導入した品種で、農業および品質特性はほぼ「ことゆたか」と同じである。裂莢しにくいため自然裂莢や収穫時の収穫損失が少なく、実質的に多収となる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
くすもち二条 2017年5月25日 「くすもち二条」は暖地・温暖地の平坦地に適応する皮性のもち性二条大麦です。「ニシノホシ」と比較して、出穂期は同等で、成熟期は2日程度早い品種です。短稈で穂が長く、穂数および整粒歩合は同等だが整粒重は重い特性です。β-グルカン含量が多く、精麦および炊飯麦の黄色みが強い品種です。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
長崎御島 2017年5月25日 長崎県と共同育成した六条裸麦新品種「長崎御島」は、「御島裸」と比較して、出穂期で7日、成熟期で5日程度の早生で、短稈で倒伏に強く成熟期の稈の折れが少ない。整粒歩合が高く多収である。精麦品質は類似しており、麦味噌原料に適する。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
夏黄金 2017年5月25日 生地の伸張抵抗が強く、製パン適性に優れる硬質小麦。播性が Vのやや早生種、耐雪性は中程度で寒冷地での栽培に適す。「ゆきちから」と比較して収量性は同程度で穂発芽耐性および赤かび病抵抗性は優る。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
タマイズミR 2017年3月23日 「タマイズミR」は多収で中華麺適性の優れた小麦品種「タマイズミ」を改良し、コムギ縞萎縮病に強くした新品種です。「タマイズミ」に比べ、コムギ縞萎縮病が発生している圃場では多収で、その他の栽培特性や中華麺への適性はほぼ同等です。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
はねうまもち 2017年3月23日 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異系統であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ」に類似して優れる。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
西のはるか 2016年9月29日 「西のはるか」は、耐倒伏性に優れ暖地の春まきおよび秋まき栽培が可能であり、春まき栽培でより多収なだったんそば品種です。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきすずか 2016年9月 9日 「つきすずか」は、「たちすずか」と同様に牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、サイレージ発酵に必要な糖含量が高い。縞葉枯病に抵抗性であるため、稲麦二毛作地帯などの縞葉枯病が発生しやすい地域での稲発酵粗飼料生産に適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ふくのこ 2016年9月 9日 「ふくのこ」は温暖地西部において"やや晩生"に属し、縞葉枯病抵抗性を有する高アミロース米品種である。アミロース含有率が27%程度で、製麺適性が高い。日本型品種の粒形であり、一般的な食用米と同じ方法で調製を行うことができる。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
すずほっくり 2016年8月31日 「すずほっくり」は、肉質がやや粉質の良食味サツマイモ品種です。上いも収量は「高系14号」よりやや劣りますが、いもの形状や大きさの揃いが良い長所があります。実需者による焼きいも適性の評価は「ベニアズマ」並の高いものです。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
黒丸くん 2016年8月31日 東北など寒冷地向けの大粒黒大豆「黒丸くん」は、黒豆煮豆に適した晩生品種である。倒れにくく多収で、一番下のさやが付く位置が高いため、機械化栽培に適している。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
夏吉 2016年8月31日 ソバ「夏吉」は春播き栽培において早生で多収であり、そばの官能評価が高いことから、東北地方におけるそばのブランド確立に貢献できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ふわりもち 2016年7月27日 餅の柔らかさが長持ちし、和菓子などの原料に適した品種である。「モチミノリ」よりも10%程度多収で、耐病性にも優れる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきあかり 2016年7月27日 炊飯米の外観、うま味の評価に優れる極良食味の早生品種である。4時間保温後も「コシヒカリ」より良食味が維持され、業務用米としての普及が期待される。収穫時期がほぼ同じである「あきたこまち」より10%程度多収である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ゆきむつみ 2016年7月27日 「ゆきむつみ」は出穂期は"やや早"、成熟期は"中"に属する低アミロース米品種です。耐冷性に優れ、収量は「ななつぼし」並を示します。Wx1-1qAC9.3の2つの低アミロース遺伝子を持ち、白米のアミロース含有率は約10%です。玄米食や加工用途、ブレンド米等での利用が期待されます。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
えんれいのそら 2016年7月27日 「えんれいのそら」は、北陸地域の主力品種「エンレイ」に難裂莢性を導入した品種であり、収量損失が少なく実質的に増収する。それ以外の生態・形態的特性および品質特性は「エンレイ」とほぼ同じであるが、成熟期がやや遅い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
山形119号 2016年6月28日
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
みなちから 2016年6月28日 「みなちから」は、温暖地西部において出穂期は"中生"、成熟期は"やや晩生"に属する縞葉枯病抵抗性の粳系統である。大粒で玄米外観品質が劣り、一般食用品種との識別性がある。短稈で耐倒伏性に優れ、粗玄米収量が多いため飼料用米生産に適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
きたげんき 2016年6月28日 「きたげんき」は出穂期は"やや早"、成熟期は"やや晩"に属する粳種です。多収で、耐倒伏性、穂ばらみ期耐冷性が強いのが特徴の飼料用米品種です。「たちじょうぶ」よりも成熟期が早いため、より広い地域での栽培が可能です。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリHT 2016年2月26日
食用作物
デュラム小麦(Triticum turgidum L. subsp. durum (Desf.) Husn.)
セトデュール 2016年2月26日 「セトデュール」は日本で初めてのデュラム小麦品種で種子が硬くセモリナ粉(粗挽き粉)が多く取れ、パスタ加工適性に優れる。赤かび病に弱く、成熟期がやや遅く、穂発芽し易いため栽培適地は瀬戸内地域である。

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