品種
東北農業研究センターの品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
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食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
きぬさやか | 2006年3月 7日 | だいず「きぬさやか」は晩生の早で中粒、白花で、モザイクウイルスに強い。青臭みの原因であるリポキシゲナーゼと強いえぐ味を呈するグループAアセチルサポニンを欠失し、豆乳や豆腐の加工適性は良好で、豆乳はすっきりした味わいである。 |
野菜 トマト種(Solanum lycopersicum L.) |
とまと中間母本農10号 | 2005年6月23日 | 生食用トマト「とまと中間母本農10号」は、抗酸化作用の高い機能性成分であるリコペンを新鮮重100g当たり7~13 mg 含んでいる。これは現在流通している普通トマトの含量の2~3倍に相当する。高リコペン性は、主に1個の劣性遺伝子に支配されている。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
なつあかり | 2005年6月23日 | 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
デコルージュ | 2005年6月23日 | 「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため、夏秋期のケーキ用として利用できる。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
すずかおり | 2005年6月23日 | だいず「すずかおり」は、「コスズ」よりも短茎で耐倒伏性が優り、ダイズモザイク病抵抗性が“強”であり、子実は「コスズ」並の極小粒で納豆加工適性が優れる。 |
食用作物 ハトムギ変種(Coix ma-yuen Roman.) |
はとゆたか | 2005年6月23日 | はとむぎ「はとゆたか」は 東北地方の栽培に適し、大粒で多収であり、お茶加工に優れる。成熟期は「はとじろう」より遅く、「中里在来」より早い、やや早生に属する。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ちゅらひかり | 2004年2月 3日 | 水稲「ちゅらひかり」は、「ひとめぼれ」熟期の中生の晩に属する粳種である。いもち病、特に穂いもちに強いため、減農薬栽培が可能である。良食味で耐倒伏性、耐冷性が強く、収量性はやや多収である。沖縄県で奨励品種に採用予定である。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
すずさやか | 2004年2月 3日 | だいず「すずさやか」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の"中の晩"に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに"強"で、青臭みの原因となる子実中の全リポキシゲナーゼアイソザイムが全て欠失しており、東北地方の栽培に適する。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
シンジュボシ | 2003年9月 8日 | 大麦「シンジュボシ」は、早生で、千粒重が大きく、外観品質が優れる。精麦白度と炊飯白度はともに安定して高く、加工適性が高い。また、精麦のポリフェノール含量が低く、炊飯後の褐変が少ない。宮城県で奨励品種に採用。 |
工芸作物 ナタネ種(Brassica napus L.) |
ななしきぶ | 2003年9月 8日 | なたね「ななしきぶ」は温暖地の栽培に適し、子実中にエルシン酸を含まない。成熟期は「オオミナタネ」よりやや遅く、「キザキノナタネ」より早い中生である。「オオミナタネ」より寒雪害抵抗性が強く、多収である。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ゆきちから | 2003年3月26日 | 「ゆきちから」は高蛋白で、製パン適性に優れる。耐寒雪性・耐倒伏性が強い良質品種で、適正な施肥管理により、安定した品質・収量が得られる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
紅衣 | 2002年12月16日 | 「紅衣 (奥羽赤370号) 」は、早生、短強稈の水稲赤米粳系統である。在来種の赤米に比べて倒伏に強く多収で、芒 (ぼう) が短く脱粒しにくい。玄米成分としてタンニン、カテキンを多く含み、着色米飯、醸造用への利用が期待される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ふくいぶき | 2002年12月16日 | だいず新品種「ふくいぶき (東北126号) 」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の"中の晩"に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに強であり、子実収量は「スズユタカ」よりやや多収である。豆腐加工適性は良好であり、子実中のイソフラボン含量が高い。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
青丸くん | 2002年12月16日 | だいず新品種「青丸くん (東北141号) 」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既存の青豆よりも緑色の濃い豆腐が製造でき、特産大豆として期待される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ゆめみのり | 2002年2月13日 | だいず「ゆめみのり」は、放射線育種法により蛋白質組成を改変し、世界で初めて大豆の主要アレルゲンを低減させた低アレルゲン品種であり、11Sグロブリン含有率と含硫アミノ酸含有率が高い。ダイズモザイク病抵抗性が強であり、倒伏抵抗性が強く着莢位置も高いので、コンバイン収穫に適する。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
シルキーパール | 2002年2月13日 | 中生、短稈、低アミロース米の水稲品種「シルキーパール」を育成した。飯米は粘りが強く、糯臭が少なく、冷飯の食味が優れ、食味改善のための混米用や、低温で流通する加工用原料等に利用できる。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ハルイブキ | 2002年2月13日 | 小麦「ハルイブキ」は耐倒伏性・耐病性が強く、多収で、製粉性がやや優れる。製パン適性はやや高く、他品種とのブレンドにより製パン適性の向上が期待できる。また、「白神こだま酵母」の使用により、優れた製パン性を示す。秋田県で認定品種に採用。 |
工芸作物 ナタネ種(Brassica napus L.) |
キラリボシ | 2001年7月12日 | なたね「キラリボシ」は子実中にエルシン酸を含まず、かつ低グルコシノレートの品種である。成熟期は「アサカノナタネ」並の中生で、「アサカノナタネ」に比べて多収で、菌核病抵抗性、耐倒伏性および寒雪害抵抗性に優れる。 |
工芸作物 ナタネ種(Brassica napus L.) |
菜々みどり | 2001年7月12日 | なたね「菜々みどり」は 成熟期が「キザキノナタネ」と同じ中の晩で、耐寒雪性が強く、子実中にエルシン酸を含まない。野菜用なばなとして多収で、一本重が重い。収穫期間は「かぶれ菜」に比べて一週間程度早い。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ネバリゴシ | 2001年7月12日 | 小麦「ネバリゴシ」は早生で、収量性、耐倒伏性、耐寒雪性、難穂発芽性に優れる。また、高蛋白、低アミロースで、製めん適性が高いことから、青森県産小麦の安定生産が期待できる。 |
飼料作物 シバ属(Zoysia Willd.) |
チバラフワン | 2001年7月12日 | シバ(Zoysia japonica)の新品種「チバラフワン」は国内エコタイプを育種資源に室内検定及び圃場検定により開発されたラージパッチ耐病性(病原菌:Rhyzoctonia solonai)に優れる品種である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
おくのむらさき | 2001年3月13日 | 早生、短稈、やや大粒、多収の水稲紫黒米粳品種「おくのむらさき」を育成した。用途は、赤飯、黒粥、だんご、寿司等の着色米飯、着色酒のための醸造用原料等である。 |
野菜 トマト種(Solanum lycopersicum L.) |
にたきこま | 2000年12月22日 | 近年、トマトを加熱調理に用いる場面が増えているが、国内栽培に適した加熱調理適性の高い品種はほとんどない。‘にたきこま’は、加熱調理適性が優れ栽培の容易なクッキングトマト用新品種である。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
たまうらら | 2000年2月22日 | だいず「たまうらら」は、「オクシロメ」より成熟期が5~10日早い中生の早で、 百粒重が35g以上の大粒で外観品質が優れ、豆腐および煮豆加工適性に優れる。 また、収量性は「オクシロメ」より高く、茎が短く、倒伏抵抗性が優れる。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ハタユタカ | 2000年2月22日 | 大豆品種「ハタユタカ」は「タチナガハ」と比べ、青立ちの発生が極めて少なく、同熟期で収量・品質とも安定して優れる。 |
野菜 トマト種(Solanum lycopersicum L.) |
とよこま | 2000年2月22日 | ‘とよこま’は‘さきこま’を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため 省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用 トマトである。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
おおすず | 1999年3月18日 | 「おおすず」はリュウホウと成熟期が同程度であり中生の早に属する。収量は同程度で百粒重は大きく、リュウホウに比べ主茎長が短く、耐倒伏性が強い。また、茎水分が抜けやすいため、成熟期後速やかに機械収穫が可能である。 |
野菜 トマト種(Solanum lycopersicum L.) |
さきこま | 1999年3月12日 | 「さきこま」は、球形で濃赤色の果実となるジュース加工用品種です。多収で、半身萎凋病抵抗性、萎凋病レースJ-1及びJ-2抵抗性を有します。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
おきにいり | 1999年3月12日 | 水稲「おきにいり」は中長稈の中間型品種で、東北中南部では中生に属する粳種である。本品種は極良食味でいもち病抵抗生が強く、耐冷性、耐倒伏性、白葉枯病抵抗性も強い。千粒重はやや大きく多収である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
スノーパール | 1999年3月12日 | 水稲「スノーパール」は、アミロース含量が9%程度の低アミロース品種で、「トヨニシキ」よりやや早い中生の熟期で、良食味、多収の特徴があり、かつ冷飯の食味も優れる。このため、冷凍米飯等に利用できる。 |
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