ITやロボット技術等の革新的技術の導入による高度生産・流通管理システムの開発

ITやロボット技術を活用することにより、作業人員を5割程度削減すると同時に高い精度の作業を実現できる次世代の生産システムを開発する。

水稲、ムギ、ダイズ、露地野菜等の土地利用型作物を対象に、農作業ロボットの高度化により耕耘、整地から収穫までの圃場内作業工程を無人で遂行できる超省力作業体系を構築する。さらに、安全性や低コスト化の検討を行い、人が行う作業と協調する農作業ロボット体系を開発・実証する。

また、農地集約・規模拡大等に対応した効率的農業生産を実現するため、各種のセンシング技術や携帯情報端末を利用して作業進捗、作物生育、生産環境データを収集・可視化し、栽培技術体系データや農業者の知識情報と統合処理することにより効果的な作業計画作成や営農上の意思決定を支援する高度生産管理システムを開発する。

新たなデータ解析手法として、作物の品種・系統データや生育圃場の気象データ、作物生育調査のための衛星画像データ等の多様な農業データ間の関連性を解明し、作物育種の効率性や農業生産性の向上に寄与する先進的な統計モデリング手法を開発する。

規模拡大の進む北海道農業における省力・高品質農産物生産を支援するため、トラクタと作業機間の標準となる共通通信制御技術を開発し、これらの作業機から得られる情報(生育情報、作業情報等)と生産履歴等の蓄積情報を統合処理し、最適な栽培管理と効率的な作業を支援する生産管理システムを開発する。