品種
九州沖縄農業研究センターの品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
---|---|---|---|
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
JNK-MS-7B | 2018年11月13日 | 維持系統「JNK-MS-7B」は、「那系MS-3B」にスーダングラス自殖系統「Greenleaf」を交配して、選抜過程で「那系MS-3A」とテスト交配し、後代で不稔であることを確認しながら選抜・自殖を繰り返して育成した。「JNK-MS-7B」は、細胞質雄性不稔系統「JNK-MS-7A」の種子増殖で花粉源として利用します。 |
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
JNK-2 | 2018年11月13日 | 「JNK-2」は、「IS3238」と「系04k-1」を交配し、耐病性、高消化性および耐倒伏性等で選抜と自殖により育成した。本系統は中生のスーダングラスで、高消化性(bmr-6)および紫斑点病抵抗性遺伝子(ds1)を持っている。スーダン型ソルガムの一代雑種(F1)品種の花粉親として利用できます。 |
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
健旺 | 2018年10月25日 | 「健旺」は、「峰風」と出穂時期が同程度の早生のスーダン型ソルガムである。沖縄等の栽培期間が長く3番草まで収穫できる地域および九州地域の梅雨明け播種(7月播種)で「峰風」より多収である。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
ふくむらさき | 2018年8月14日 | 「ふくむらさき」は蒸しいもや焼きいもの糖度が高く、しっとりとした肉質で食味の良い紫カンショ品種です。当面は茨城県を中心に普及する見込みですが、その他の地域でも関心が高まっています。 |
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
ナツサカエ | 2018年8月14日 | 「ナツサカエ」は、「峰風」より出穂が早い早生のスーダン型ソルガムで紫斑点病抵抗性である。暖地では4月下旬から5月中旬播種で「峰風」より年間乾物収量が高く、また、イタリアンライグラスの9月下旬播種前に2番草を収穫ができる。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
むらさきほまれ | 2018年8月14日 | 沖縄県での普及を見込む紫肉のカンショ品種です。 現在の沖縄県の主要品種「ちゅら恋紅」と比べて、アントシアニン含量が高いため、特に、パウダーでの利用を見込んでいます。 |
工芸作物 サトウキビ属(Saccharum L.) |
やえのうしえ | 2018年8月14日 | 「やえのうしえ」は、土地を有効活用した自給飼料生産が求められている南西諸島地域向けの飼料用サトウキビ品種です。黒穂病抵抗性が"極強"でその他の病害にも強く、また、収穫時期が遅れても倒れにくいため機械収穫に適しています。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ふくあかね | 2018年6月18日 | 大豆「ふくあかね」は暖地での栽培に適した赤大豆で、光沢のある赤褐色の種皮を持ち、黒大豆の「クロダマル」より早熟でほぼ同等の収量性をもつ。豆菓子など、赤褐色の種皮色を活かした加工品の製造に用いることができる。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
あまえくぼ | 2018年1月18日 | 促成栽培に適し、大果で糖度が「さちのか」よりも1割以上高い良食味品種である。うどんこ病および炭疽病に中程度以上の抵抗性を示し、摘果等の栽培管理作業の省力化が可能であり、観光農園等での栽培に適する。 |
飼料作物 アウェナ ストリゴサ種(Avena strigosa Schreb.) |
テララ | 2017年9月25日 | 「テララ」は、キタネグサレセンチュウの密度を低減できることに加えてサツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制できるストリゴサエンバク品種です。既存のアウェナストリゴサ種の品種よりも早生で、夏播き栽培における出穂程度は「リッキー」と同程度です。各地域において飼料および緑肥等のそれぞれの用途に応じた慣行の栽培管理で利用できます。 |
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
JNK-1 | 2017年8月18日 | 飼料用ソルガムの品種「JNK-1」は、早晩性が"早生"の自殖系統で、茎の糖含量が高く、紫斑点病抵抗性が強く、一代雑種(F1)品種の花粉親として利用できます。 |
飼料作物 イタリアンライグラス亜種(Lolium multiflorum Lam. ssp. italicum (A. Br.) Volkart) |
Kyushu1 | 2017年8月18日 | 極早生で、いもち病抵抗性が既存の抵抗性品種「さちあおば」より強いイタリアンライグラス。暖地で9月播種した場合の年内草と春1番草の合計乾物収量が「さちあおば」より多収となる。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
くすもち二条 | 2017年5月25日 | 「くすもち二条」は暖地・温暖地の平坦地に適応する皮性のもち性二条大麦です。「ニシノホシ」と比較して、出穂期は同等で、成熟期は2日程度早い品種です。短稈で穂が長く、穂数および整粒歩合は同等だが整粒重は重い特性です。β-グルカン含量が多く、精麦および炊飯麦の黄色みが強い品種です。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
恋みのり | 2017年1月30日 | 「恋みのり」は大果で秀品率が高く、収穫・調製作業の省力化が可能な多収品種です。大果で、日持ち性に優れることから、輸出適性も高く、パッケージセンターを整備した大規模生産に適する品種として、普及が期待されます。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
Mi116 | 2016年10月27日 | 飼料用とうもろこしの親品種「Mi116」(エムアイヒャクジュウロク)は、九州での早晩性が"中生の晩"の自殖系統で、ワラビー萎縮症抵抗性が強く、ワラビー萎縮症抵抗性の一代雑種(F1)品種の親として利用できます。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
なつひむか | 2016年10月27日 | 「なつひむか」は暖地の夏播き栽培の重要障害である南方さび病とワラビー萎縮症に抵抗性で、夏播き栽培では登熟が早い晩生の飼料用トウモロコシ品種です。耐倒伏性、折損抵抗性も強く、晩播栽培にも適しています。 |
食用作物 ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.) |
西のはるか | 2016年9月29日 | 「西のはるか」は、耐倒伏性に優れ暖地の春まきおよび秋まき栽培が可能であり、春まき栽培でより多収なだったんそば品種です。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
すずほっくり | 2016年8月31日 | 「すずほっくり」は、肉質がやや粉質の良食味サツマイモ品種です。上いも収量は「高系14号」よりやや劣りますが、いもの形状や大きさの揃いが良い長所があります。実需者による焼きいも適性の評価は「ベニアズマ」並の高いものです。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
Mi114 | 2016年7月27日 | 「Mi114」はフリント系列自殖系統「Mi47」と「Na50」とのF1から、単粒系統法によりF7世代まで自殖をくり返して固定した自殖系統のとうもろこし品種です。「Mi29SRR」を種子親として「Mi114」を交雑したF1系統が「さとみどり」です。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
Mi29SRR | 2016年7月27日 | 飼料用トウモロコシの親品種「Mi29SRR」(エムアイニジュウキュウエスアールアール)は、九州での早晩性が"中生の早"の自殖系統で、南方さび病抵抗性が強く、採種性に優れています。南方さび病抵抗性の一代雑種(F1)品種の親として利用できます。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
さとみどり | 2016年7月27日 | 「さとみどり」は南方さび病に抵抗性の早生の飼料用とうもろこし品種で、暖地の晩播栽培が可能です。雌穂が大きくて割合も高く、推定TDN収量は晩生品種より多く、春播き栽培にも適しています。 |
バイオマス作物 エリアンツス アルンディナセウス種(Erianthus arundinaceus(Retz.)Jeswiet.) |
JEC1 | 2016年1月28日 | エリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」は、種子繁殖性の既存品種「JES1」と同等の収量性を示し、「JES1」より品種内の均一性が高い品種です。そのため、「JEC1」の機械収穫効率は「JES1」より高く、バイオマス原料の効率的な生産が可能になります。 |
飼料作物 アウェナ ストリゴサ種(Avena strigosa Schreb.) |
リッキー | 2015年11月27日 | 「リッキー」は、キタネグサレセンチュウの密度低減効果を持ち、出穂が既存品種より早く、北海道においては8月播種で安定して多収です。九州では、9月上旬播種で年内に出穂し、夏播き用極早生品種と同程度の乾物収量です。 |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
PI2008 | 2015年9月29日 | 「PI2008」は暖地の春播きから晩播、夏播き栽培まで利用できるオールシーズン用品種で"中生の晩"に属する飼料用とうもろこし品種です。南方さび病に抵抗性で耐倒伏性、折損抵抗性も強く、多収で使い勝手の良い品種です。 |
飼料作物 トールフェスク種(Festuca arundinacea Schreb.) |
Kyushu 15 | 2015年9月10日 | トールフェスク「Kyushu 15」は、出穂が早生品種「ナンリョウ」より1週間程度早く、低標高地の越夏性と永続性に優れる極早生品種で、放牧に利用できます。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
夢つづき | 2015年7月 3日 | 「夢つづき」は、アヲハタ(株)と共同開発したジャム等への加工適性が高い露地栽培向け品種です。果実は好適品種「千代田」より大きく、赤色で、ジャムに加工した際の色調が明るく、加工適性に優れます。無加温雨よけ栽培、露地栽培地域に適し、「千代田」並の商品果収量が期待できます。さらに、炭疽病に抵抗性を有し、栽培が容易で、果房伸長性が優れ、果実が硬く収穫調製作業が省力化できます。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
さちかおり | 2015年6月26日 | 「さちかおり」は早生で稈長がやや短く耐倒伏性のパン用硬質小麦です。穂発芽性がやや難で、容積重が大きい品種です。アミロース含量はやや低く、穀粒硬度が高い特性です。生地の力は「ミナミノカオリ」よりやや弱く準強力的でフランスパン適性があります。 |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
よつぼし | 2014年7月14日 | 種子でふやすことができる新しいタイプのイチゴ品種です。 |
飼料作物 ソルガム属(Sorghum Moench) |
夏太郎 | 2013年11月22日 | 暖地・温暖地向きの高消化性で紫斑点病に強い飼料用ソルガム品種です。 |
バイオマス作物 エリアンツス アルンディナセウス種(Erianthus arundinaceus(Retz.)Jeswiet.) |
JES1 | 2013年10月 8日 | 多年生のセルロース系資源作物エリアンサスの新品種「JES1」は、立型であるため、既存の飼料用収穫機により高効率に収穫できる。晩生であるため九州本土以北では結実に至らない。石垣市において種子生産が可能であり、これにより実生苗を供給する。 |
品種を探す
下記の作物分類をクリックすると種苗登録分類が表示されます。