品種

作物研究部門の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくあかり 2011年3月 8日 小麦新品種「ふくあかり」は早生で穂発芽に強い。やや低アミロース含量であるため、日本麺の食感が優れる。福島県で奨励品種に採用予定である。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
カシマゴール 2010年11月24日 六条皮麦品種「カシマゴール」は、オオムギ縞萎縮病抵抗性で、早生で穂数が多く多収である。成熟以降の中折れが発生しにくく、「カシマムギ」並の麦茶適性を有する。茨城県では準奨励品種として一般栽培されている。
工芸作物
ゴマ種(Sesamum indicum L.)
まるひめ 2010年6月14日 「まるひめ」はセサミンとセサモリンを多く含み、収穫期が早い白ごま品種です。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ビューファイバー 2010年3月18日 二条裸麦新品種「ビューファイバー」は、機能性多糖のβ-グルカンを従来品種の2倍以上含有する。現在、大麦グラノーラ、シリアル、大麦菓子、ペースト、蒸し大麦といった製品が開発されて市販されている。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ともほなみ 2009年10月29日 「ともほなみ」は、いもち病圃場抵抗性遺伝子pi21を有する、いもち病に強い良食味品種です。出穂期は「コシヒカリ」よりやや早く、食味は「コシヒカリ」並に優れ、収量性は「コシヒカリ」と同程度です。
工芸作物
ゴマ種(Sesamum indicum L.)
まるえもん 2009年6月29日 「まるえもん」はセサミンを多く含み、草丈が低くやや多収な黒ごま品種です。病害や寒さに強く寒冷地でも穫れます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ミルキーサマー 2009年6月29日 「ミルキークイーン」の遺伝的背景に出穂遺伝子Hd1 を含むインド型品種「Kasalath」の染色体断片約560kb を有する低アミロース米系統である。出穂性は、「ミルキークイーン」と比較して関東では早生に亜熱帯環境では晩生になる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ミルキースター 2009年6月29日 温暖地東部での熟期が早生の晩に属する低アミロース米系統である。良食味で縞葉枯病抵抗性を有し、晩植で多収である。麦跡栽培向けの品種として期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
あきだわら 2009年4月22日 水稲新品種候補系統「あきだわら」は温暖地東部での熟期が中生の晩に属する粳種である。食味は「コシヒカリ」に近い良食味で、「コシヒカリ」よりも収量性が明らかに高く、品質も良い。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ほしキラリ 2009年4月22日 サツマイモ「ほしキラリ」は蒸切干の外観や食味が優れる蒸切干加工用系統である。「シロタ」は、ほとんど発生しない。でん粉の糊化温度がやや低く糖化しやすい。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ひめあやか 2009年4月22日 サツマイモ「ひめあやか」は、肉質がやや粘質でしっとりとしていて、良食味である。調理後の肉色は鮮やかな黄色である。「ベニアズマ」「高系14号」よりも収量は少ないが、いもが小さく、食べきりサイズの200g以下いも収量は多い。両品種より病害に強い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちすがた 2008年8月26日 「たちすがた」は、中生熟期で乾物収量2t/10aを実現した飼料用品種です。株の全重収量と可消化養分総量(TDN)収量が高く、稲発酵粗飼料に適します。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
モミロマン 2008年7月11日 水稲新品種「モミロマン」は温暖地東部での出穂期が中生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く飼料米として期待できる。また、黄熟期のTDN収量も高い。直播栽培にも適し、関東以西向け飼料米・稲発酵粗飼料向け品種として期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ富山BL7号 2008年3月26日
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
あおばの恋 2008年3月26日 小麦「あおばの恋」は早生で縞萎縮病および穂発芽に強い。硬質で製粉歩留が高く、やや低アミロース含量で麺の食感が優れる。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ユメシホウ 2008年1月15日 小麦「ユメシホウ」は温暖地の平坦地に適したパン用硬質小麦品種である。高分子量グルテニンサブユニット5+10をもち、製パン適性がある。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
関東BPH1号 2007年12月21日 水稲品種「関東BPH1号」は、インド型系統IR54742(GSK178-2)が持つO.officinalis由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子系統である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
関東HD2号 2007年12月21日 水稲品種「関東HD2号」は、「コシヒカリ」の遺伝的背景にインド型品種「Kasalath」由来の出穂性QTL「qDTH8」(Hd5)を有する中生熟期の同質遺伝子系統である。出穂期は、育成地では「コシヒカリ」より10日遅く、「日本晴」と同じ"中生の晩"の熟期である。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
なごみまる 2007年3月 2日 だいず「なごみまる」は、「タチナガハ」並の収量性・耐倒伏性を備えた品種である。大豆の主要アレルゲンタンパク質の一つであるβ-コングリシニンのうち、αおよびα’サブユニットを欠失している。豆乳等の大豆食品のアレルギーリスク軽減のための原料として利用できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ関東HD1号 2006年11月17日 水稲品種「コシヒカリ関東HD1号」は、戻し交配とDNAマーカー選抜により、コシヒカリの遺伝的背景にインド型品種Kasalath由来の出穂性QTL「qDTH6」(Hd1)をコシヒカリの遺伝的背景に導入した極早生同質遺伝子系統である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
リーフスター 2006年8月14日 「リーフスター(関東飼215号)」は温暖地では極晩生に属する水稲粳種で、長稈で茎葉多収型の稲発酵粗飼料向き系統である。玄米収量は劣るが、地上部全重が多収で、未消化籾の排泄量が少なく、いもち病圃場抵抗性が強い。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
うららもち 2006年6月21日 小麦「うららもち」はもち性品種で、「あけぼのもち」と比べてやや長稈で、収量性および製粉性が優れる。三重県等で地域特産的な用途向けに普及が見込まれる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
さとじまん 2006年3月 7日 さとじまん(関東209号)は、温暖地で中生熟期の水稲粳種であり、縞葉枯病抵抗性を有し晩植で多収かつ食味もコシヒカリ並に良い。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
放育印度 2005年8月10日 「放育印度」は「印度」にガンマ線を急照射して選抜した、リンゴ斑点落葉病耐病性の突然変異品種です。耐病性程度は主要品種の「ふじ」並みで、「ふじ」に準じた防除基準で栽培できます。果実形態及び品質は原品種「印度」と同様です。
果樹
パインアップル(Ananas comosus (L.) Merr.)
ナツヒメ 2005年6月23日
花き・観賞樹
バラ属(Rosa L.)
ひたちポエニー 2004年12月17日
花き・観賞樹
バラ属(Rosa L.)
ひたちスマイル 2004年12月17日
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
さやかぜ 2004年7月16日 大麦新品種「さやかぜ」は、オオムギ縞萎縮病I・II・III型に抵抗性を有する、渦性の六条皮麦である。短強稈で、耐倒伏性に優れ、多収の中生種である。麦茶用、精麦(押麦)用に適する。群馬県で奨励品種(認定)に採用。
花き・観賞樹
キク種(Chrysanthemum X morifolium Ramat.)
南風の夢車 2004年4月 7日 キク「南風の夢車」は放射線照射した「大平」の培養変異個体から育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花及び鉢物向きの品種である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
エルジーシー活 2004年4月 7日 易消化性タンパク質の一種である26-kDaグロブリンが完全に欠失しているため、通常品種に比べ、易消化性タンパク質の含有量が約1/2に減少しています。早生で南東北から関東地域に適します。

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