品種

作物研究部門の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ワキシーファイバー 2015年10月30日 「ワキシーファイバー」はβ-グルカン含量が極めて高く、もち性の二条裸麦の品種である。栽培特性は「ビューファイバー」と同等で、もち性の「ビューファイバー」と考えられる。大麦シリアルが販売されている。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
とよめき 2015年10月30日 「とよめき」は温暖地東部における出穂期が早生に属する粳種です。収量性が極めて高く、冷凍米飯などへの加工適性が高く、加工・業務用米としての利用が期待されます。
工芸作物
ゴマ種(Sesamum indicum L.)
にしきまる 2015年9月29日 「にしきまる」はセサミンとセサモリン含量が高い金ごま品種です。「真瀬金」より分枝が多く、収量がやや多いです。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ソルトスター 2015年9月29日 「ソルトスター」は耐塩性が強く、塩害発生地域で利用できる茎葉多収の稲発酵粗飼料用系統です。「ソルトスター」は「リーフスター」と比較し出穂が6日遅く、黄熟期が9日遅い極晩生です。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
オオナリ 2015年9月29日 水稲「オオナリ」は、既存の水稲多収品種「タカナリ」の課題であった脱粒性を改良したもので、脱粒による収穫時の損失が少なくなっている。粗玄米収量は、多肥栽培で940 kg/10aに達しており、これまでで最も高いレベルの収量性の品種である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ファイレメCD1号 2015年6月26日
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
さちかおり 2015年6月26日 「さちかおり」は早生で稈長がやや短く耐倒伏性のパン用硬質小麦です。穂発芽性がやや難で、容積重が大きい品種です。アミロース含量はやや低く、穀粒硬度が高い特性です。生地の力は「ミナミノカオリ」よりやや弱く準強力的でフランスパン適性があります。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
フクユタカA1号 2014年12月 4日 「フクユタカA1号」は、関東南部から九州地域の主力品種「フクユタカ」に難裂莢性を導入した品種で、成熟期・品質などの特性はほぼ同じである。成熟しても裂莢しにくいので、収穫ロスが少なく、実質的に多収となる。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
くろこじろう 2014年10月28日 「くろこじろう」は関東地方における成熟期が中生の晩、子実の子葉色が緑色を呈する小粒の黒ダイズ品種で、「黒大豆小粒」に比べ倒伏しにくく草姿が優れる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
やたのもち 2014年9月18日 水稲「やたのもち」は関東東海地域では「マンゲツモチ」と同等の中生品種であり、「マンゲツモチ」よりも13%程度高い収量性を示す。餅は柔らかさが持続し、大福等の和菓子に適している。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
からゆたか 2014年9月18日 いもの肥大が早く、ごく多収の青果用サツマイモ品種で、いもの外観が良く、肉質はねっとりしていて、焼きいもに適します。既存産地における早掘栽培での収量向上や、栽培期間が短い地域におけるサツマイモの新規作付けが期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ環1号 2014年1月 8日 イオンビーム照射により作出されたカドミウムをほとんど蓄積しない「コシヒカリ」の突然変異品種です。カドミウム吸収性以外の特性は「コシヒカリ」とほぼ同等で、「コシヒカリ」と全く変わらない方法で栽培できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちはやて 2013年11月22日 茎や葉と籾を合わせた株全体の収量が高い稲発酵粗飼料用の水稲品種です。株全体のうち、牛が消化しやすい茎葉の割合が高いため、 品質の良い発酵粗飼料になります。早生で「コシヒカリ」よりも約2週間早く収穫できるため、収穫の労力分散が可能です。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ほしみのり 2013年10月 8日 「ほしみのり」は、温暖地東部における熟期が早生のうるち米品種です。「コシヒカリ」並の良食味で、収量および玄米品質は「コシヒカリ」より優ります。縞葉枯病抵抗性なので、稲麦二毛作地帯でも安心して栽培できます。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
サチユタカA1号 2012年11月 8日 「サチユタカA1号」は、近畿中国地域の主力品種「サチユタカ」に難裂莢性を導入した品種で、成熟期・品質などの特性はほぼ同じである。成熟しても裂莢しにくいので、自然裂莢や収穫ロスが少なく、実質的に多収となる。
花き・観賞樹
のあさがお(Ipomoea indica (Burm.) Merr.)
IRBIiライトブルー 2012年9月12日
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
あいこまち 2012年8月21日 「あいこまち」の食味は「ベニアズマ」並みに優れ、調理後の黒変が少なく、糖度が高い。いもの条溝がなく、外観が良い。サツマイモネコブセンチュウと黒斑病に強く、つる割病と立枯病に中程度の抵抗性を持つ。いも菓子類への加工にも適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ヒノヒカリ関東BL2号 2012年7月19日 いもち病抵抗性遺伝子Pik-mを持つ「ヒノヒカリ」の同質遺伝子系統で、「ヒノ ヒカリ」のマルチラインを構成する新たな抵抗性遺伝子を持つ 品種として利用 できます。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ほしこがね 2012年6月19日 カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近 い収量性を有する。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
イオンの黄彩 2011年10月 7日 だったんそば「イオンの黄彩」はだったんそば品種「Rotumdatum」の種子にヘリウムイオンを照射して育成された幼苗期から開花期にかけての外観が黄色い品種である。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
ダルマだったん 2011年6月28日 だったんそば「ダルマだったん」はだったんそば品種「北海T8号」の種子にガンマ線を急照射して育成された倒伏しにくい半矮性品種である。草丈が低く、強風が吹いても倒伏しない特性を持つ。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
ルチキング 2011年6月28日 そば「ルチキング」は成育中のそば品種「牡丹そば」に繰り返しガンマ線を緩照射して育成されたルチン含量が非常に高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
コバルトの力 2011年6月28日 そば「コバルトの力」はそば品種「牡丹そば」の種子にガンマ線を急照射して育成された抗酸化能とカテキン含量の高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
ガンマの彩 2011年6月28日 そば「ガンマの彩」はそば品種「牡丹そば」の種子に繰り返しガンマ線を照射して育成された抗酸化能とルチン含量が高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ヒノヒカリ関東BL1号 2011年6月28日 いもち病抵抗性遺伝子Pitaを持つ「ヒノヒカリ」の同質遺伝子系統で、「ヒノヒカリ」のマルチラインを構成する品種として利用できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ほしじるし 2011年6月28日 稲と麦の二毛作に適する水稲品種です。縞葉枯病に抵抗性をもち、晩植適性があることから、麦作後の栽培に適しています。「コシヒカリ」に近い良食味をもち、多収で直播栽培に適することから、低コストで栽培される業務用米飯等への利用が期待されています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
やまだわら 2011年6月28日 反収750kg以上の高収量が期待でき、関東・東北以西において、炊飯米の粘りが強すぎない特徴を活かした外食・中食産業向けや冷凍米飯等業務用、醸造用掛米等としての利用が期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ関東BL1号 2011年6月28日 いもち病抵抗性遺伝子Pi9を持つ「コシヒカリ」の同質遺伝子系統で、「コシヒカリ」のマルチラインを構成する新たな抵抗性遺伝子を持つ品種として利用できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ富農SCM1号 2011年4月 5日
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
小麦中間母本農9号 2011年4月 5日 「小麦中間母本農9号(赤かび系3号)」は閉花性で、赤かび病に対する初期感染抵抗性に優れる。また、遺伝子座(Fhb1)が抵抗性型で進展抵抗性に優れ、かび毒蓄積性も低い。両抵抗性を併せ持つ初の系統として、赤かび病抵抗性の交配母本に活用できる。

品種を探す

下記の作物分類をクリックすると種苗登録分類が表示されます。