品種

果樹茶業研究部門の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
べにばえ 2006年3月 7日 「(林温州・福原オレンジ)No.9」に「アンコール」を交雑して育成した早生のタンゴールです。外観は赤橙色、果面は平滑で綺麗な品種です。有核であるが糖度が高く、食味良好で、じょうのう膜が薄く食べやすくなっています。
果樹
なし属(Pyrus L.)
なつしずく 2006年3月 7日 早生の青ナシで、食味・果実肥大とも良好です。果面のさびが少なく、無袋栽培でも外観がきれいに仕上がるため省力化が期待できます。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農7号 2005年6月23日 カンキツ属とカラタチ属の属間雑種「H・FD-1」と「晩白柚」との雑種であるブンタンタイプの「かんきつ中間母本農7号」は、カンキツトリステザウイルス(CTV)に免疫性です。単胚性のため交雑実生の獲得が容易で CTV免疫性の新品種育成に有効な中間母本です。
果樹
ブドウ属(Vitis L.)
オリエンタルスター 2005年6月23日 「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「ルビー・オクヤマ」を交雑して育成した大粒で肉質が優れ、栽培容易な紫赤色の二倍体のブドウです。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
たまみ 2005年6月23日 「清見」に「ウイルキング」を交雑して育成した成熟期が1月中旬頃のミカンです。甘味が強く、オレンジ様の強い香りがあり、食味良好で、有核ですが、剥皮が容易で、じょうのう膜が薄く食べやすい品種です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農8号 2005年6月23日 「清見」と「H・ FD-1」の雑種であるタンゴールタイプの「かんきつ中間母本農8号」はカンキツトリステザウイルス(CTV)に免疫性があります。単胚性のため交雑実生の獲得が容易で CTV免疫性の新品種育成に有効な中間母本です。
工芸作物
茶種(Camellia sinensis (L.) Kuntze)
茶中間母本農4号 2005年6月23日 「さやまかおり」由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母本として有用である。同時に緑茶品種の細胞質の多様化にも貢献できる。
工芸作物
茶種(Camellia sinensis (L.) Kuntze)
茶中間母本農5号 2005年6月23日 「さやまかおり」由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母本として有用である。同時に緑茶品種の細胞質の多様化にも貢献できる。
工芸作物
茶種(Camellia sinensis (L.) Kuntze)
茶中間母本農6号 2005年6月23日 チャの近縁野生種Camellia taliensis とチャの 「おくむさし」の種間交雑から新芽のアントシアニン含有率が高い「茶中間母本農6号」を育成した。この系統を母本に用いると、アントシアニン含有率が0.7%以上の高含有個体を高い頻度で作出することができる。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
麗紅 2004年4月 7日 「清見・アンコールNo.5」に「マーコット」を交雑して育成した中生のタンゴールです。外観は赤橙色、平滑で美麗、芳香があり、糖度が高く良食味な品種です。
果樹
ブドウ属(Vitis L.)
シャインマスカット 2004年2月 3日 「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「白南」を交雑して育成した大粒で食味良好な二倍体のブドウです。果皮色は黄緑色で、肉質が崩壊性で硬く、香気はマスカット香です。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
貴秋(きしゅう) 2004年2月 3日 「伊豆」に「安芸津5号」(「富有」×「興津16号」)を交雑して育成した早生の完全甘ガキです。果実成熟期は「伊豆」と「松本早生富有」の中間で、大果です。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
なし中間母本農1号 2003年2月20日 樹性はほぼ「おさ二十世紀」と同様です。花粉量は「おさ二十世紀」よりやや少ないですが、交配等における実用上の問題はありません。また、黒斑病に対して抵抗性であることから、「おさ二十世紀」と比較して後代における抵抗性個体を効率的に獲得できます。また、果実形質は「おさ二十世紀」と比較して果実重はやや小さいものの、外観および品質は同様です。
工芸作物
茶種(Camellia sinensis (L.) Kuntze)
そうふう 2002年12月16日 ‘そうふう’は花香を有し、新香味緑茶および半発酵茶に適する新品種である。早生であるため晩霜害の少ない温暖地・暖地が適地である。夏茶はやや渋みが強いため、一番茶を緑茶、夏茶を半発酵茶とするのが望ましい。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
甘秋(かんしゅう) 2002年12月16日 「甘秋」は「新秋」に「18-4(富有×興津 16 号)」を交雑して育成した早生の完全甘ガキです。果実成熟期は「伊豆」と「松本早生富有」の中間で、食味は良好です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
はれひめ 2002年2月13日 「E-647」に「宮川早生」を交雑して育成したミカンです。オレンジ様の風味があり良食味。皮むきがし易く、じょうのう膜が薄く、種子が少なく食べやすい品種です。成熟期が 12 月上旬で早熟性であり、年内販売が可能となっています。
果樹
クリ属(Castanea Mill.)
秋峰(しゅうほう) 2002年1月24日 「筑波」に「524-1」を交雑して育成したやや晩生系統です。果実の比重が大きく、果肉は黄色味が強く、甘味が多くて食味良好です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農6号 2002年1月24日 「キングマンダリン」と「無核紀州」の雑種です。果実は風味が良く良食味で、機能性成分に富みます。また、健全花粉を持つが、雌性不稔で無核なので、無核性、良食味性及び機能性成分高含有のカンキツ新品種育成に有効な中間母本です。
果樹
モモ種(Prunus persica (L.) Batsch)
白秋(はくしゅう) 2002年1月24日 果実は大玉で着色が少なく、食味も比較的良好な中生品種で、着色抑制栽培に適します。生理落果は少ない品種です。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
さんたろう 2001年3月13日 果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好です。生食用品種の中では酸味が強く、果実は大きく、豊産性です。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
王秋(おうしゅう) 2001年3月13日 チュウゴクナシとの雑種「 C2」に「新雪」を交雑して育成した晩生の赤ナシ品種です。大果で果肉柔軟であり、肉質ち密で良食味です。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
早秋(そうしゅう) 2001年3月13日 「早秋」は「伊豆」に「109-27」(「興津2号」×「興津 17 号」)を交雑して育成した早生の完全甘ガキである。果実成熟期は「西村早生」とほぼ同時期で、食味良好である。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
あきあかり 2001年3月13日 早生の赤ナシ品種です。果実肥大良好で高糖度であり、良食味です。また、果実の日持ち性も良好です。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
秋麗(しゅうれい) 2001年3月13日 「幸水」に「筑水」を交雑して育成した中生の青ナシ品種です。好ましい風味を有し、肉質ち密で高糖度であり良食味です。栽培容易で収穫前落果も少ないです。
工芸作物
茶種(Camellia sinensis (L.) Kuntze)
はるみどり 2000年12月22日 一番茶の萌芽期および摘採期は、中生の‘やぶきた’より5~6日遅い晩生種である。早生、中生品種と組み合わせると、摘採期の幅が1週間程度広がる。耐病性は炭疸病にはやや強、もち病には中、輪斑病 には弱である。寒害(赤枯れ、裂傷型凍害)には強い。生葉収量は‘やぶきた’より多収である 。煎茶としての品質は、外観は鮮緑色で細よれし優良である。滋味は渋みが少なくて、うま味が強いのが特徴である。
果樹
モモ種(Prunus persica (L.) Batsch)
なつおとめ 2000年2月22日 「あかつき」に「よしひめ」を交雑して育成した中生品種です。果皮の着色は良好で無袋栽培に適し、果肉は白色で肉質はしまり糖度が高く良食味の品種です。
果樹
キンカン属(Fortunella Swingle)
ぷちまる 2000年2月22日 キンカン新品種「ぷちまる」は「ナガミキンカン」に「4倍体ニンポウキンカン」を交雑して育成した3倍体のキンカンです。極少核性で食べやすいです。成熟期は1月で、果皮の甘味が強く食味良好です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
ホワイトラブ 1999年4月21日 レモンの細胞質雑種と半数体クレメンチンとの種間細胞融合雑種で、花は白色の四季咲き、3倍体の観賞向きのかんきつです。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
せとか 1999年3月18日 育成系統「清見×アンコールNo.2」に「マーコット」を交雑し、育成したタンゴールです。大果で肉質は柔軟・多汁、芳香があり、高糖度で食味良好な少核品種で、2月に成熟する中生のカンキツです。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
ちなつ 1999年3月18日 極早生の赤色リンゴ品種です。着色がやや不良で果梗は短いですが、既存の極早生品種と比べて良食味で、日持ち性が優れています。

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