品種

果樹の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
JM2 1999年3月18日 マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴ半わい性台木です。挿木繁殖が極めて容易で、わい化能力は半わい性です。耐水性は高く、半わい性台木の利用が可能なリンゴの栽培地帯全域に適しています。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
夕紅(ゆうべに) 1999年3月18日 「松本早生富有」に「F-2」(次郎×晩御所)を交雑して育成した完全甘ガキです。果実成熟期は「富有」とほぼ同時期の晩生で、果皮色は赤味が強く、食味良好です。
果樹
ブドウ属(Vitis L.)
ハニービーナス 1999年3月18日 「紅瑞宝」に「オリンピア」を交雑して育成した4倍体の黄緑色ブドウです。果粒は9g程度の大粒で、高糖度です。「巨峰」よりも結実性良好で栽培性に優れています。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
あきづき 1999年3月18日 やや晩生の赤ナシです。「豊水」以降に成熟する既存の品種と比較して果実外観良好で、また果実品質優良です。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
こうたろう 1999年3月18日 果実品質が優れ、生産力の高い中生品種です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農5号 1999年3月12日 「リー」と「無核紀州」の雑種です。「リー」に似て減酸が早く品質良好で剥皮性も良く、「無核紀州」より大果です。健全花粉を持ちますが、雌性不稔で無核です。「無核紀州」由来の雌性不稔性は遺伝しますので、無核品種育成の優良中間母本です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
あまか 1999年3月12日 「清見」に「アンコール」を交雑して育成したミカンです。アンコール香とオレンジ香を併せたような香があり、肉質が極めて柔 軟・多汁で、食味良好な豊産性の無核品種です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
はるみ 1999年3月12日 「清見」にポンカン「F-2432」を交雑して育成した品種です。成熟期は1月で、糖度が比較的高く、食味良好です。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
朱見 1999年3月12日 「清見」に「セミノール」を交雑して育成したタンゴールです。果皮が赤橙色で、糖度が比較的高く食味良好な少核性の品種です。成熟期は3月で、冬季温暖な地域での栽培に適します。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
JM8 1999年3月12日 「JM8」は、挿木繁殖が比較的容易で、「M.9」相当ないしやや強いわい化能力、高生産効率を有し、多収性で、高品質果実生産が可能です。耐水性は弱く、根部疫病には比較的強いことから、わい性台木の利用が可能なリンゴの栽培地帯全域への普及が期待されます。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
JM7 1999年3月12日 「JM7」は、リンゴわい性台木品種で、挿木繁殖性が極めて容易です。やや強度のわい化能力を有し、多収性で、高品質果実が生産できます。広域適応性を備えた台木としてリンゴ栽培地帯全域での普及が期待されます。
果樹
リンゴ属(Malus Mill.)
JM1 1999年3月12日 マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成されたリンゴわい性台木新品種。挿木繁殖性に優れ、「M.9」相当のわい化能力を有し、多収性で、大・中果の玉揃いの優れた高品質果実が生産できる。
果樹
ニホンスモモ種(Prunus salicina Lindl.)
ハニーハート 1996年1月 1日 スモモ新品種「ハニーハート」は「ソルダム」と「西田」の交雑実生から選抜した中生のニホンスモモである。「ソルダム」より収穫期が1週間前後早く、中玉で果皮は紅紫色となり、酸味の少ない良食味品種であり、東北地方から九州までのスモモ産地に適する。
果樹
ニホンスモモ種(Prunus salicina Lindl.)
ハニーローザ 1995年1月 1日 「ハニーローザ」は、「ホワイトプラム」の自然交雑実生から選抜された早生のニホンスモモであす。果実重は45 g程度と小さいですが、甘味が同時期に収穫される「大石早生李」に比べて高く、酸味が少ない良食味品種です。中国、四国、九州などの産地で普及が期待されます。
果樹
ニホンナシ変種(Pyrus pyrifolia (Burm. f.) Nakai var. culta (Mak.) Nakai)
北新 「新世紀」に「北甘」を交雑してニホンナシ新品種「北新」を育成した。北海道の主要な果樹地帯に適する耐寒性を持ち、9月下旬~10月上旬に収穫できる早生種の晩いほうに属する品種である。果実は中玉で、外観良好な青ナシである。食味は良好で、裂果が少なく、早生種として多収である。
果樹
うめ種(Prunus mume Siebold & Zucc.)
加賀地蔵(かがじぞう) 育成地の茨城県かすみがうら市では、6月下旬に収穫される中生のウメ品種です。果実の大きさは平均で30gを超え、「南高」と同程度です。収穫期は「南高」より1週間以上早く、果皮の地色は緑色で、陽光面に赤く着色します。ヤニ果の発生は少なく、青梅としての品質良好で、梅干し製品の品質も「南高」と同等以上です。青梅、漬け梅兼用種として利用できます。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農2号 「バヒア」ネーブルオレンジと「マーシュ」グレープフルーツの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種です。果皮が厚く、弱いオレンジ香の、「川野なつだいだい」に似た食感の、良食味カンキツです。花粉稔性を有するため、育種素材として使用できます。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農4号 「大三島」ネーブルオレンジとユズの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種です。果皮が厚く、柔らかなユズ香の、柔軟多汁な香酸カンキツです。花粉稔性を有するため、育種素材として使用できます。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農3号 「F.N.ワシントン」ネーブルオレンジと「マーコット」タンゴールの間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種です。果皮が厚く、弱いオレンジ香の、柔軟多汁で酸味の強いカンキツで、花粉稔性を有するため、育種素材として使用できます。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
陽香(ようこう) 「清見」に「中野3号ポンカン」を交雑して育成したミカン。糖度が比較的高く、ポンカンに似た芳香の強い食味良好な大果・無核品種です。適熟期が1~2月であることから秋冬期が温暖な地域に適します。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
オレンジカラタチ中間母本農1号 トロビタオレンジの珠心カルス由来のプロトプラストとカラタチの葉肉プロトプラストを融合し得られた属間体細胞雑種。稔性のある花粉を形成し、種子も形成されるため、中間母本として利用できます。
果樹
うめ種(Prunus mume Siebold & Zucc.)
八郎(はちろう) ウメ品種「八郎」は「地蔵梅」の自然交雑実生から選抜した中生のウメです。果実は15g前後のやや小さい中梅で、品質良好な梅干し原料となります。自家結実性が高く、豊産性でヤニ果の発生も少ないため栽培性が優れ、東北地方から九州までのウメ産地に適します。
果樹
カンキツ属(Citrus L.)
かんきつ中間母本農1号 「F.N.ワシントン」ネーブルオレンジと「林ウンシュウ」の間で育成された種間細胞融合雑種で四倍体の品種です。果皮が厚く、強いオレンジ香の、柔軟多汁で酸味の強いカンキツです。花粉稔性を有するため、育種素材として使用できます。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
太秋(たいしゅう) 「太秋」は、「富有」に「IIiG-16」を交雑して育成した極大果(320g程度)の甘ガキ品種です。果肉は柔軟・多汁です。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
丹麗 落葉期の葉が鮮やかに紅葉するカキ品種です。落葉時の葉色は黄色味を帯びた明るい赤色で、他のカキ品種よりも着色期が早く、着色のそろいも良いことから、日本料理の彩り(飾り)として好適です。
果樹
カキノキ属(Diospyros L.)
錦繍(きんしゅう) 落葉期の葉が鮮やかに紅葉するカキ品種です。落葉時の葉色は鮮やかな赤色で着色期が他のカキ品種よりも早く、着色のそろいも良いことから日本料理の彩り(飾り)として好適です。

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