品種

コムギ種(Triticum aestivum L.)の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ナンブキラリ 2019年2月26日 岩手県の主力品種である「ナンブコムギ」は育成から相当年数が経過し、他品種と比較した収量の低さが顕著となり、また、縞萎縮病や赤さび病に弱く倒伏しやすい短所を有している。特に縞萎縮病の被害による減収が大きく、生産者からその改善が強く求められている。「ナンブキラリ」は縞萎縮病に強く多収で、製麺適性の高い新品種である。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
はるみずき 2019年2月13日 「はるみずき」は早生で稈長が短く、耐倒伏性に優れたパン用品種です。西日本の主要なパン用品種「せときらら」より子実のタンパク質含有率が高く、小麦粉の生地物性が強く、製パン性に優れます。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
みなみのやわら 2019年2月13日
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆめちから2020 2018年10月25日
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
びわほなみ 2018年2月23日 「びわほなみ」は温暖地西部向けの日本めん用品種です。「農林61号」や「シロガネコムギ」に比べ収量が1割以上多い多収品種で、製粉性に優れます。アミロース含有率がやや低く、なめらかでモチモチとした食感のうどんが作れます。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
夏黄金 2017年5月25日 生地の伸張抵抗が強く、製パン適性に優れる硬質小麦。播性が Vのやや早生種、耐雪性は中程度で寒冷地での栽培に適す。「ゆきちから」と比較して収量性は同程度で穂発芽耐性および赤かび病抵抗性は優る。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
タマイズミR 2017年3月23日 「タマイズミR」は多収で中華麺適性の優れた小麦品種「タマイズミ」を改良し、コムギ縞萎縮病に強くした新品種です。「タマイズミ」に比べ、コムギ縞萎縮病が発生している圃場では多収で、その他の栽培特性や中華麺への適性はほぼ同等です。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
さちかおり 2015年6月26日 「さちかおり」は早生で稈長がやや短く耐倒伏性のパン用硬質小麦です。穂発芽性がやや難で、容積重が大きい品種です。アミロース含量はやや低く、穀粒硬度が高い特性です。生地の力は「ミナミノカオリ」よりやや弱く準強力的でフランスパン適性があります。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
長崎W2号 2013年7月 5日 長崎県と共同開発したちゃんぽん麺用小麦品種です。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
せときらら 2013年2月25日 「せときらら」は日本めん用小麦「ふくほのか」に製パン性に関わる遺伝子を導入したパン用小麦で温暖地の栽培に適する。製パン性に優れるが、多収のためタンパク質含有率を高める栽培が必要となる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
みのりのちから 2013年2月 1日 「みのりのちから」は秋まきの超強力小麦です。耐倒伏性はやや劣りますが、多収で、中華めんに適します。栽培に当たっては、倒伏させないよう、窒素肥料の施与法に注意が必要です。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
小麦中間母本農9号 2011年4月 5日 「小麦中間母本農9号(赤かび系3号)」は閉花性で、赤かび病に対する初期感染抵抗性に優れる。また、遺伝子座(Fhb1)が抵抗性型で進展抵抗性に優れ、かび毒蓄積性も低い。両抵抗性を併せ持つ初の系統として、赤かび病抵抗性の交配母本に活用できる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
銀河のちから 2011年4月 5日 小麦「銀河のちから」はグルテンの質が強靱で、「ゆきちから」と比べて製パン適性が優れ、中華めん適性は色相がやや劣るが食感は同程度に優れる。播性はIVで縞萎縮病に強く、穂発芽性は「難」で、寒冷地の気候に適する。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆきはるか 2011年4月 5日 小麦「ゆきはるか」は「キタカミコムギ」より、エキステンソグラムにおける生地の力の程度が弱く、スポンジケーキの比容積と官能評価点に優れ、製菓適性が高い薄力小麦品種である。穂発芽性がやや難で収量性が高く、寒冷地での栽培に適する。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくあかり 2011年3月 8日 小麦新品種「ふくあかり」は早生で穂発芽に強い。やや低アミロース含量であるため、日本麺の食感が優れる。福島県で奨励品種に採用予定である。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくはるか 2008年12月19日 小麦「ふくはるか」は温暖地・暖地に適する早生・短稈の硬質小麦で、小麦粉の粒度が大きいため製粉しやすく、また製粉歩留も高い。やや低アミロースで、生地物性が適度に強く、粉の色が明るく黄色みを帯びており、そうめんやうどんに適する。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆめちから 2008年12月10日 「ゆめちから」はコムギ縞萎縮病抵抗性に優れる超強力秋まき小麦である。「ホクシン」等の中力小麦とブレンドすることにより、優れた製パン適性を示す。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
あおばの恋 2008年3月26日 小麦「あおばの恋」は早生で縞萎縮病および穂発芽に強い。硬質で製粉歩留が高く、やや低アミロース含量で麺の食感が優れる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ユメシホウ 2008年1月15日 小麦「ユメシホウ」は温暖地の平坦地に適したパン用硬質小麦品種である。高分子量グルテニンサブユニット5+10をもち、製パン適性がある。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
もち姫 2007年3月 2日 小麦「もち姫」はもち性で、「はつもち」と比べて、収量性、製粉性、粉の色相が改良された品種である。「ネバリゴシ」と比べて稈長は同程度、成熟期は2日遅いやや早生種で、青森県をはじめ寒冷地での地域特産的な用途向けに普及が見込まれる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
トワイズミ 2007年3月 2日 小麦新品種「トワイズミ」は温暖地以西の平坦地に適応する日本めん用小麦品種である。多収で、粒の外観品質が優れ、赤かび病には「農林61号」よりやや強く、うどんこ病にはやや弱い。製粉性と粉の明度が高く、小麦粉のアミロース含量はやや低く、めんの粘弾性が優れる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくほのか 2006年6月21日 小麦「ふくほのか」は成熟期が「シロガネコムギ」と同程度の早生種で、赤さび病と穂発芽に強く、多収である。製粉歩留とミリングスコアが高く、製粉性が優れる。小麦粉のアミロース含有率がやや低く、ゆでめんの食感(粘弾性)が優れる。兵庫県で普及が見込まれる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
うららもち 2006年6月21日 小麦「うららもち」はもち性品種で、「あけぼのもち」と比べてやや長稈で、収量性および製粉性が優れる。三重県等で地域特産的な用途向けに普及が見込まれる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ミナミノカオリ 2004年7月16日 小麦新品種「ミナミノカオリ」は、蛋白質含有率が高く製パン適性が良い硬質小麦で、醤油醸造にも適する。やや早生、短強稈で耐倒伏性が優れる。穂発芽性がやや易で赤かび病にやや弱い。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆきちから 2003年3月26日 「ゆきちから」は高蛋白で、製パン適性に優れる。耐寒雪性・耐倒伏性が強い良質品種で、適正な施肥管理により、安定した品質・収量が得られる。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくさやか 2002年12月16日 小麦「ふくさやか」は「シラサギコムギ」より成熟期が1~2日早く、稈長が約10cm短く、耐倒伏性が強い。粉色のくすみが少なく、ゆで麺の色・食感が優れる。赤さび病に弱い。広島県で奨励品種に採用された。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
タマイズミ 2002年12月16日 高タンパク質で醤油用原料としての適性が高く、耐倒伏性に優れる小麦「タマイズミ」を推奨品種に採用する。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
ハルイブキ 2002年2月13日 小麦「ハルイブキ」は耐倒伏性・耐病性が強く、多収で、製粉性がやや優れる。製パン適性はやや高く、他品種とのブレンドにより製パン適性の向上が期待できる。また、「白神こだま酵母」の使用により、優れた製パン性を示す。秋田県で認定品種に採用。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
中国143号 2002年1月24日 小麦新品種「中国143号」は、やや早生、やや短稈で耐倒伏性が強く、多収で、収量と外観品質の安定性が高い。製粉歩留が高く、粉の色相が明るく製麺適性が高いが、タンパク質含有率はやや低い。温暖地の中山間地域に適する。
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コムギ種(Triticum aestivum L.)
小麦中間母本農8号 2001年7月12日 「小麦中間母本農8号」(旧系統名:谷系A6599-4)はWx-D1座の遺伝子が変異したもち性突然変異系統(アミロース含量1.6%)であり、その澱粉は粘度安定性に優れる。

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