品種

食用作物の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ハルヒメボシ 2012年6月19日 六条裸麦新品種「ハルヒメボシ」は早生で穂が長く多収である。倒伏に強く成熟期以降の中折れも発生しにくい。従来品種よりも硝子粒の発生率が低い。原麦および精麦白度が高く、味噌加工適性を有する。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ほしこがね 2012年6月19日 カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近 い収量性を有する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちはるか 2012年6月19日 「たちはるか」は、成熟期が「あきまさり」並の晩生種で、移植、直播栽培の双方で倒伏に強く多収である。いもち病、縞葉枯病に抵抗性で、「ヒノヒカリ」に近い良食味である。酒造原料用に適するほか、主食業務用米としても利用が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちあやか 2012年6月19日 「たちあやか」は「たちすずか」と比較し出穂期が2週間程度早い「中生の早」であり、熟期の近い「ホシアオバ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、糖含有率が高いため、稲発酵粗飼料専用の稲品種として適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
はいごころ 2012年6月19日 水稲「はいごころ」は温暖地西部において中晩生熟期の低アミロース巨大胚系統である。γ-アミノ酪酸(GABA)の含量が多く、温暖地向きの巨大胚品種「はいいぶき」よりも収量性、苗立ち性および食味に優れる。米粉パンとしての利用も可能である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
京の輝き 2012年6月19日 京都府と共同育成した「京の輝き」は、出穂・成熟期が「日本晴」よりやや早い、大粒で酒造適性に優れる掛米用品種である。玄米収量は「日本晴」と比較して1割ほど多い。
食用作物
ハトムギ変種(Coix ma-yuen Roman.)
とりいずみ 2011年11月21日 「とりいずみ」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。耐倒伏性が強く、着粒数が多くて多収である。葉枯病には強く、葉枯病に起因する不稔粒の発生が少ない。製茶加工適性はよい。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
イオンの黄彩 2011年10月 7日 だったんそば「イオンの黄彩」はだったんそば品種「Rotumdatum」の種子にヘリウムイオンを照射して育成された幼苗期から開花期にかけての外観が黄色い品種である。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
にじゆたか 2011年10月 7日 そば「にじゆたか」は倒伏しにくく、千粒重・容積重ともに大きく子実外観に優れる。成熟期は「階上早生」より数日遅く「岩手早生」並で、収量は「階上早生」並である。白度が高く実需評価が良いそば粉がとれる。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
あきまろ 2011年10月 7日 「あきまろ」は晩播栽培(7月播種)において多収で、淡色味噌の原料に適した大豆品種です。収量・品種の低下の原因であるダイズモザイク病に抵抗を示します。また、最下位の莢が着生する位置が高いためコンバイン収穫時に土が混入しにくく、汚粒発生を軽減できます。
食用作物
ハトムギ変種(Coix ma-yuen Roman.)
はときらら 2011年8月19日 はと麦「はときらら」は早生の標準品種「はとじろう」より熟期が早く、草丈が短く、収量性は同等かやや多収である。極短稈であるため、機械収穫作業が容易である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
笑みの絆 2011年8月19日 水稲「笑みの絆」は寒冷地南部では中生に属し、高温耐性が強く、粘りが少なく硬めの良食味品種で、寿司米への利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
楽風舞 2011年8月19日 水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
きんのめぐみ 2011年8月19日 「きんのめぐみ」は、東北地域中部では"中生の中"に属する粳種である。食味は「あきたこまち」並の良食味で、精米時に胚盤が残りやすい特性を持つ。耐倒伏性は強く、いもち病圃場抵抗性、障害型耐冷性、白葉枯病圃場抵抗性はいずれも"強"である。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
はつさやか 2011年7月26日 「はつさやか」は早生で、収穫製の高い大豆品種です。また、青立ちが少ないため、コンバインによる適期収穫が可能です。用途としてはタンパク含量が高いため、豆腐加工適性が高く評価されています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
はるもに 2011年7月26日 トビイロウンカ、縞葉枯病、穂いもちに対する抵抗性遺伝子を合わせ持ち、3種類の病害虫に強い水稲うるち品種「はるもに」を育成しました。「ヒノヒカリ」よりも高温下での玄米の外観品質が優れています。九州に適した、中生熟期の良食味品種として特別栽培米への利用が期待されます。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
ダルマだったん 2011年6月28日 だったんそば「ダルマだったん」はだったんそば品種「北海T8号」の種子にガンマ線を急照射して育成された倒伏しにくい半矮性品種である。草丈が低く、強風が吹いても倒伏しない特性を持つ。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
ルチキング 2011年6月28日 そば「ルチキング」は成育中のそば品種「牡丹そば」に繰り返しガンマ線を緩照射して育成されたルチン含量が非常に高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
コバルトの力 2011年6月28日 そば「コバルトの力」はそば品種「牡丹そば」の種子にガンマ線を急照射して育成された抗酸化能とカテキン含量の高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
ガンマの彩 2011年6月28日 そば「ガンマの彩」はそば品種「牡丹そば」の種子に繰り返しガンマ線を照射して育成された抗酸化能とルチン含量が高い品種である。関東から九州地方にかけての平坦地及び中山間地において、抗酸化能が高いそば品種として普及が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ヒノヒカリ関東BL1号 2011年6月28日 いもち病抵抗性遺伝子Pitaを持つ「ヒノヒカリ」の同質遺伝子系統で、「ヒノヒカリ」のマルチラインを構成する品種として利用できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ほしじるし 2011年6月28日 稲と麦の二毛作に適する水稲品種です。縞葉枯病に抵抗性をもち、晩植適性があることから、麦作後の栽培に適しています。「コシヒカリ」に近い良食味をもち、多収で直播栽培に適することから、低コストで栽培される業務用米飯等への利用が期待されています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
やまだわら 2011年6月28日 反収750kg以上の高収量が期待でき、関東・東北以西において、炊飯米の粘りが強すぎない特徴を活かした外食・中食産業向けや冷凍米飯等業務用、醸造用掛米等としての利用が期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ関東BL1号 2011年6月28日 いもち病抵抗性遺伝子Pi9を持つ「コシヒカリ」の同質遺伝子系統で、「コシヒカリ」のマルチラインを構成する新たな抵抗性遺伝子を持つ品種として利用できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ富農SCM1号 2011年4月 5日
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
小麦中間母本農9号 2011年4月 5日 「小麦中間母本農9号(赤かび系3号)」は閉花性で、赤かび病に対する初期感染抵抗性に優れる。また、遺伝子座(Fhb1)が抵抗性型で進展抵抗性に優れ、かび毒蓄積性も低い。両抵抗性を併せ持つ初の系統として、赤かび病抵抗性の交配母本に活用できる。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
銀河のちから 2011年4月 5日 小麦「銀河のちから」はグルテンの質が強靱で、「ゆきちから」と比べて製パン適性が優れ、中華めん適性は色相がやや劣るが食感は同程度に優れる。播性はIVで縞萎縮病に強く、穂発芽性は「難」で、寒冷地の気候に適する。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆきはるか 2011年4月 5日 小麦「ゆきはるか」は「キタカミコムギ」より、エキステンソグラムにおける生地の力の程度が弱く、スポンジケーキの比容積と官能評価点に優れ、製菓適性が高い薄力小麦品種である。穂発芽性がやや難で収量性が高く、寒冷地での栽培に適する。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくあかり 2011年3月 8日 小麦新品種「ふくあかり」は早生で穂発芽に強い。やや低アミロース含量であるため、日本麺の食感が優れる。福島県で奨励品種に採用予定である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちじょうぶ 2010年11月24日 「たちじょうぶ」は、北海道向けの極晩生の飼料米、稲発酵粗飼料兼用品種です。いもち病抵抗性が高く、耐倒伏性に優れますが、極晩生のため直播には適さず、成苗移植が望ましい品種です。

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