品種
食用作物の品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
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食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ゆきさやか | 2010年11月24日 | アミロース含有率とタンパク質含有率の両方が低い、北海道向けの極良食味の水稲品種です。「ゆきさやか」のアミロース含有率は温度による変動が少なく、既存のやや低アミロースの品種に比べて、気象条件にかかわらず食味が安定しています。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
カシマゴール | 2010年11月24日 | 六条皮麦品種「カシマゴール」は、オオムギ縞萎縮病抵抗性で、早生で穂数が多く多収である。成熟以降の中折れが発生しにくく、「カシマムギ」並の麦茶適性を有する。茨城県では準奨励品種として一般栽培されている。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
すずかれん | 2010年8月25日 | 葉焼病に強く、ハスモンヨトウに対して抵抗性を持った大豆の新品種を育成しました。やや晩生で、納豆加工適性が優れた小粒の品種です。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
フクミノリ | 2010年8月25日 | 「フクミノリ」は西日本の主力品種「フクユタカ」に、重要食葉性害虫ハスモンヨトウに対する抵抗性を、DNAマーカー選抜技術を利用して付与した品種です。栽培特性や子実の品質・成分等は「フクユタカ」とほぼ同じで、豆腐加工に適しています。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
さよむらさき | 2010年8月25日 | 「さよむらさき」は九州地方での栽培に向く、アントシアニンを含む初めての紫黒米の水稲もち品種です。倒伏に強く、玄米の着色がよい特徴があります。雑穀とブレンドした健康食品等、地域振興を目的とした特産品開発への利用が期待されます。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
なつあおば | 2010年8月25日 | 「なつあおば」は極早生で多収の稲発酵粗飼料用品種で、熟期の異なる品種との作期分散により収穫期の拡大を図ることで、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ゆめさかり | 2010年8月25日 | 「ゆめさかり」は寒冷地南部での出穂期が早生の晩に属する粳種である。大粒で玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
サツママサリ | 2010年7月21日 | カンショ「サツママサリ」は「コガネセンガン」に比べ、いもの外観と貯蔵性が優れ、原料当たりの純アルコール収得量が高い。焼酎は甘くフルーティな香りとすっきりした味が特徴である。サツマイモネコブセンチュウに強い。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
姫ごのみ | 2010年6月14日 | 水稲「姫ごのみ」は温暖地西部において中晩生熟期の低アミロース極良食味系統である。移植、直播栽培ともに「ヒノヒカリ」、「柔小町」より玄米品質が優る。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
たちすずか | 2010年6月14日 | 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種として適する。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
こなみずき | 2010年6月14日 | カンショ「こなみずき」はでん粉の糊化温度が一般品種のでん粉より約20°C低い。この低温糊化性でん粉はゲルの離水率や硬度が低く、耐老化性に優れ、高分解性である。いもの収量およびでん粉歩留は「シロユタカ」並で、線虫にも強い。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
ビューファイバー | 2010年3月18日 | 二条裸麦新品種「ビューファイバー」は、機能性多糖のβ-グルカンを従来品種の2倍以上含有する。現在、大麦グラノーラ、シリアル、大麦菓子、ペースト、蒸し大麦といった製品が開発されて市販されている。 |
食用作物 バレイショ種(Solanum tuberosum L.) |
ピルカ | 2010年1月25日 | 長卵形で目(いも表面のくぼみ)が浅いため、皮がむきやすく、食味は「男爵薯」と同じくらいの美味しさで、肉色は淡黄色です。また、煮くずれが少ないので水煮料理に向き、特に家庭での調理に最適です。現在のばれいしょの主要品種となっている「男爵薯」や「メークイン」より収量が多いことに加えて、近年問題となっているジャガイモの重要病害虫であるジャガイモシストセンチュウに対する抵抗性を持っています。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
タマアカネ | 2010年1月25日 | 「タマアカネ」はアメリカ合衆国から導入した高カロテン品種「Resist」を母、多収でいもの外観が優れる加工用系統「九系179」を父とする交配後代から選抜した醸造・加工用の新品種です。いもの外観や収量が優れており、これまでの育成品種のなかで最も多くのβ-カロテンを含んでいます。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
キラリモチ | 2010年1月25日 | 品質特性に優れた食用大麦として、二条裸麦の新品種を育成しました。既存の品種に比べて炊飯後に褐変しにくく、もち性で食味に優れ、食物繊維「β-グルカン」が多く含まれています。食用大麦の新たな商品開発や新規需要拡大への貢献が期待されます。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ともほなみ | 2009年10月29日 | 「ともほなみ」は、いもち病圃場抵抗性遺伝子pi21を有する、いもち病に強い良食味品種です。出穂期は「コシヒカリ」よりやや早く、食味は「コシヒカリ」並に優れ、収量性は「コシヒカリ」と同程度です。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
まきみずほ | 2009年9月24日 | 水稲新品種「まきみずほ」は暖地で早生の晩に属する粳種である。稲発酵粗飼料用として全重が多く強稈であり、普通期栽培では暖地の主食用基幹品種「ヒノヒカリ」より早く収穫でき、晩植栽培でも地上部乾物収量が減収しにくい特徴を持つ。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
モグモグあおば | 2009年7月29日 | 「モグモグあおば」は暖地では中生の晩に属する粳種である。地上部乾物重が多く、強稈で耐倒伏性が強いため稲発酵粗飼料用品種として暖地平坦部で利用できる。また、粗玄米重も多いため、飼料米用としても利用できる可能性がある。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
里のほほえみ | 2009年7月29日 | 倒伏とダイズモザイクウイルスに強い。子実は大粒良質で、子実中の蛋白質含量が「エンレイ」並に高く豆腐に適する。 |
食用作物 ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench) |
レラノカオリ | 2009年7月29日 | 早熟、大粒、多収の新品種です。めんの味、そばらしい香り、かたさ(歯ごたえのある食感)が優れています。本品種の導入によりそば産地の活性化に寄与します。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ルリアオバ | 2009年6月29日 | 「ルリアオバ」は、刈取後の再生茎の生育が旺盛で、2回刈り栽培における地上部全重が極多収で稲発酵粗飼料に適した晩生種である。九州南部において茎葉型の2回刈り専用種として利用できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ミルキーサマー | 2009年6月29日 | 「ミルキークイーン」の遺伝的背景に出穂遺伝子Hd1 を含むインド型品種「Kasalath」の染色体断片約560kb を有する低アミロース米系統である。出穂性は、「ミルキークイーン」と比較して関東では早生に亜熱帯環境では晩生になる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ミルキースター | 2009年6月29日 | 温暖地東部での熟期が早生の晩に属する低アミロース米系統である。良食味で縞葉枯病抵抗性を有し、晩植で多収である。麦跡栽培向けの品種として期待できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ミズホチカラ | 2009年5月28日 | 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加工用米に利用できる。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
九育葉2号 | 2009年4月22日 | 「九育葉2号」は、茎葉の食味や葉に含まれる機能性成分の含量が品種「すいおう」と同等で、食用として優れている茎葉利用サツマイモ品種です。叢生の草型の特徴を活かして家庭菜園等に利用できます。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
白妙二条 | 2009年4月22日 | 二条大麦新品種「白妙二条」は、褐変を引き起こすポリフェノール含量が極低く、炊飯後に褐変をほとんど起こさない。精麦白度と歩留りが高く精麦品質が優れる。ニシノホシと同等の早生、短稈、多収である。穂発芽性が易でオオムギ縞萎縮病ウイルスIII型系統に罹病する。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
あきだわら | 2009年4月22日 | 水稲新品種候補系統「あきだわら」は温暖地東部での熟期が中生の晩に属する粳種である。食味は「コシヒカリ」に近い良食味で、「コシヒカリ」よりも収量性が明らかに高く、品質も良い。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
ほしキラリ | 2009年4月22日 | サツマイモ「ほしキラリ」は蒸切干の外観や食味が優れる蒸切干加工用系統である。「シロタ」は、ほとんど発生しない。でん粉の糊化温度がやや低く糖化しやすい。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
ひめあやか | 2009年4月22日 | サツマイモ「ひめあやか」は、肉質がやや粘質でしっとりとしていて、良食味である。調理後の肉色は鮮やかな黄色である。「ベニアズマ」「高系14号」よりも収量は少ないが、いもが小さく、食べきりサイズの200g以下いも収量は多い。両品種より病害に強い。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
初山吹 | 2009年2月 3日 | 「初山吹」は、「キヌヒカリ」のガンマ線照射による突然変異に由来する粳種である。胚乳に黄色の新規化合物を含み、精米、飯米ともに明らかな黄色を呈する。 |
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