開催の目的
農研機構 食品研究部門では、おいしくて健康によい新たな食の創造と、AIやデータを利活用したフードチェーンのスマート化、食品の安全と信頼の確保に取組み、農業・食品産業の競争力強化に貢献できる成果創出を目指しています。農研機構が実施するこれらの食品試験研究の推進及び関係機関との連携の強化、成果の普及・実用化の促進のため、「農研機構食品研究成果展示会2023」を開催します。
開催概要
日時 |
2023年11月8日(水)10:00~16:30 |
会場 |
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3) |
参加費 | 無料 |
参加登録 | 不要(オンラインの公開講演会のみ必要) |
主催 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 |
問い合わせ先 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
来場の際の注意事項
・会場へのアクセスについては、つくば国際会議場の案内を参照ください。
・基本的な感染防止対策(手洗い等の手指衛生、三密回避、人と人との距離の確保)につきましては、主体的な判断において実施ください。
・体調に不安のある方は、無理に来場されないようお願いいたします。
(1)第41回公開講演会(10:00~12:00)
第41回公開講演会は、会場での対面開催とオンライン配信によるハイブリッド開催を予定しております。オンラインで参加される場合のみ、2023年10月31日(火)までに参加登録をお願いいたします。
オンライン参加登録は締切りました。
※登録時に自動応答メールは配信されません。登録後、1週間以内に事務局から登録完了のお知らせをお送りいたします。1週間を経過しても完了連絡がない場合には事務局までお知らせください。
【プログラム】
1.おいしさ分析の新展開(10:00~11:00) | |
おいしさ分析には、食品そのものの性質を調べる機器分析と、食品を食べる人の感覚や嗜好の分析の両方が必要です。この講演では、客観的で再現性のある官能評価や嗜好を読み解くための消費者調査への取り組みについて紹介します。 | |
10:00~10:15 |
「官能評価用語に関する最近の話題」 早川 文代(食品流通・安全研究領域) |
10:15~10:30 |
「個体差や個人差を考慮した官能評価の取り組み」 中野 優子(食品流通・安全研究領域) |
10:30~10:45 |
「嗜好性が食品の感覚に与える影響」 亀井 誠生(食品健康機能研究領域) |
10:45~11:00 |
「摂食中の食感・味・香りを数値化・可視化する技術」 日下部 裕子(食品健康機能研究領域) |
2.NARO乳酸菌研究-BRIDGEプロジェクトで目指すこと-(11:00~12:00) | |
農研機構が保有する約6,000株のNARO乳酸菌コレクションの概要、活用例とともに、内閣府「研究開発成果の社会実装への橋渡しプログラム(BRIDGE)」で今年度から実施する乳酸菌等を活用した新たなダイズ加工食品の開発に向けた取り組みについて紹介します。 | |
11:00~11:15 | 「BRIDGEプロジェクトの概要」 木村 啓太郎(食品加工・素材研究領域) |
11:15~11:30 | 「企業連携のためのNARO乳酸菌コレクション」 遠野 雅徳(遺伝資源研究センター) |
11:30~11:45 | 「NARO乳酸菌コレクション活用に向けて」 林田 空(食品加工・素材研究領域) |
11:45~12:00 | 「乳酸菌を利用した大豆加工食品開発」 |
(2)第21回研究成果ポスター展示(10:00~16:30)
公開講演会のテーマである「おいしさ分析」「乳酸菌・発酵研究」の2つの成果発表を中心として、「健康機能」、「加工・素材」、「流通・品質評価」、「安全・信頼」の4つを加えた6つのカテゴリーでポスター展示を行います。また、都道府県の試験研究機関との連携強化のため、公設試による研究成果13件も合わせて展示します。13:00~16:30の時間帯は、研究者本人が開発した新技術等について、対面でご説明します。