農研機構食品研究成果展示会では、食品産業・研究機関との連携強化や研究成果の活用促進を目的に、農研機構における食品関係の研究成果を講演会やポスター発表にてわかりやすくご紹介します。本年度も、公開講演会はオンライン同時配信のハイブリッド開催、ポスター展示会は研究者による対面のポスターセッションにより実施いたします。皆様のご参加・ご来場をお待ちしております。 |
開催概要
日時 |
2024年11月1日(金)10:00~16:30 |
会場 |
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3) |
参加費 | 無料 |
参加登録 | 不要(公開講演会をオンライン聴講する方のみ必要) |
主催 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 |
問い合わせ先 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
来場の際の注意事項
・会場へのアクセスについては、つくば国際会議場の案内を参照ください。
・基本的な感染防止対策(マスク着用、手洗い等の手指衛生、三密回避)の実施につきましては、ご来場者様の主体的な判断によりお願いいたします。
・体調に不安のある方は、無理に来場されないようお願いいたします。
(1)第42回公開講演会(10:00~12:00)
第42回公開講演会は、会場での対面開催とオンライン配信によるハイブリッド開催を予定しております。オンラインで参加される場合のみ、2024年10月25日(金)までに参加登録をお願いいたします。
オンライン参加登録は締切りました。
※登録時に自動応答メールは配信されません。登録後、1週間以内に事務局から登録完了のお知らせをお送りいたします。1週間を経過しても完了連絡がない場合には事務局までお知らせください。
【プログラム】
1.見えなかった品質が見えてくる―品質評価の最前線(10:00~11:00) | |
食品のおいしさ、鮮度、安全性等は、食品の品質を評価する際の重要な指標です。この講演では、これらの指標に対する新たなセンサー技術やデータ解析手法を活用した品質評価技術について紹介します。 | |
10:00~10:15 |
「味・香りの機器計測値と官能評価の比較」 堀江 芙由美(食品健康機能研究領域) |
10:15~10:30 |
「新規分光学的網羅成分解析法による品質評価」 後藤 真生(食品健康機能研究領域) |
10:30~10:45 |
「分光センシング技術を利用した野菜の鮮度評価」 源川 拓磨(食品流通・安全研究領域) |
10:45~11:00 |
「食中毒菌の増殖特性取得技術と安全性評価」 川崎 晋(食品流通・安全研究領域) |
2.新たな食品素材を探して―素材開発の新展開(11:00~12:00) | |
健康志向や環境志向等の多様化する消費者の価値観に対応した新たな食を供給する技術が求められています。この講演では、国内資源や異分野技術を用いた食品素材開発について紹介します。 | |
11:00~11:15 | 「米粉パン向き品種の到達点と展望」 青木 法明(食品流通・安全研究領域) |
11:15~11:30 | 「パルス電界処理による農産物加工の新たな可能性」 |
11:30~11:45 | 「麴菌を活用した国産チーズの開発」 鈴木 聡(食品加工・素材研究領域) |
11:45~12:00 | 「植物蛋白質を主原料とする高蛋白・低糖質食品の開発」 矢野 裕之(食品加工・素材研究領域) |
※タイトルや講演者には変更の可能性があります。
(2)第22回研究成果ポスター展示(10:00~16:30)
公開講演会のテーマである「品質評価」「新規素材」の2つの成果発表を中心として、「健康機能」、「加工・流通」、「安全・信頼」の3つを加えた5つのカテゴリーでポスター展示を行います。また、都道府県の試験研究機関による研究成果約20件も合わせて展示します。13:00~16:30の時間帯は、研究者本人が開発した新技術等について対面でご説明するポスターセッションを実施します。