ドローン(肥料散布)

2022年6月20日から、農業用ドローン等100グラム以上の無人航空機の登録が義務化されました。

導入の効果

  • 手動操作または自動航行のドローンと慣行(動力散布機による散布)を比較し、肥料散布は48.5%(手動)、33.1%(自動)の削減。※R1,R2実績(福島県南相馬市)
  • 経営規模30ha (農薬及び肥料散布面積、延べ60ha)にドローンを1台導入すると、既存のラジヘリ防除を下回るコストでの作業が可能。※R2実績(新潟県上越市)

ドローン(肥料散布)の導入事例はこちら

導入の効果が現れなかった例

  • 飛行中にコントロールを失い、池に墜落して機体を失ってしまった。
  • リモートセンシングで得たNDVIマップと連携した施肥量を設定する方法がなかった。

運用中に発生したトラブルの例

  • ドローンでの散布作業を行う場合、航空法等に基づく事前の許可や届け出、事後報告が必要であり、事務手続きが多い。
  • 追肥に使用したら部品が腐食した。

導入成功へのカギは十分な事前検討!

ドローン(肥料散布)導入成功のために事前に検討するべき事項

  • 農作業安全のための指針を確認した。
  • 無人航空機による農薬等の空中散布に関する情報を確認した。
  • 肥料散布に適合した機体か確認した。
  • 散布予定の肥料で想定される散布重量を算出した。
  • 導入予定機の重量を確認した。
  • 現場までの輸送方法を確認した。
  • 現場には離陸できる平坦な場所がある。
  • 想定している運用方法に対して十分な数のバッテリーを確保した。
  • 操作に習熟した操縦者を確保した。
  • 現場の気象条件を熟知した操縦者がいる。

ドローン(肥料散布)の導入事例

ドローン肥料散布

水田作(大規模)

成果概要へのリンク 生産者の声 NAROchannel
(動画)
課題
番号
白石農園(北海道) 大A01
(有)アグリードなるせ(宮城県) 輸B01
(株)ライス&グリーン石島(茨城県) 輸C02
(農)神崎東部(千葉県) 大C07
(有)米八(新潟県) 大D08
(農)高野生産組合(新潟県) 大D09
(株)白銀カルチャー(新潟県) 大D10
(農)夢耕坊(石川県) 大D12
田中農園(株)(福井県) 輸D03
(株)つじ農園(三重県) 土3E4サ

水田作(中山間)

成果概要へのリンク 生産者の声 NAROchannel
(動画)
課題
番号
(農)いかずち(宮城県) 水2B01
(株)アグリ鶴谷(福島県) 中B01
(農)エコファーム舟枝(福井県) 中D03
(農)ほづ(京都府) 中F05
天王ナチュラルファーム(大阪府) 水2F07
(株)Amnak(アムナック)(兵庫県) 中F06
(農)寄江原(岡山県) 中G08
竹ノ原農園 稲葉農園ほか(熊本県) 水2H08
(株)田んぼ屋のじり(大分県) 水wH01
下野西機械利用組合(宮崎県) 水2H09

畑作

成果概要へのリンク 生産者の声 NAROchannel
(動画)
課題
番号
岡田農場(北海道) 畑A01
JA南さつまでん粉原料用かんしょ部会(鹿児島県) 畑2H07

露地野菜

成果概要へのリンク 生産者の声 NAROchannel
(動画)
課題
番号
(株)小坂農園(北海道) 露2A01
(一社)もりや循環型農食健協議会(茨城県) 露wC02
笑顔畑の山ちゃんファームほか(静岡県) 露2C04
(株)vegeta(広島県) 露G06
(同)重原農園ほか(広島県) 露3G9サ
(株)尾野農園(香川県) 露G07
(株)ジェイエイフーズみやざき(宮崎県) 露H09

果樹

成果概要へのリンク 生産者の声 NAROchannel
(動画)
課題
番号
JA大阪中河内ぶどう栽培同好会(大阪府) 果2F04
松岡農園ほか(広島県) 果G07