品種
稲種(Oryza sativa L.)の品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
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食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
華麗舞 | 2006年11月17日 | 「華麗舞」は寒冷地南部では中生の早に属する細長粒の粳種で、短稈、穂重型の品種である。炊飯米は、表面の粘りは少ないが、内部は「コシヒカリ」並に軟らかいという米飯物性を示す。日本で市販されているとろみのあるカレールウと良く合い、カレー用調理米飯としての用途が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
萌えみのり | 2006年11月17日 | 水稲「萌えみのり」は東北地域中南部での熟期が中生の晩に属する粳種である。良食味で、耐倒伏性が強く、規模拡大や複合経営に有利な省力的栽培法である直播栽培、特に表面播種において多収である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
タチアオバ | 2006年11月17日 | 水稲「タチアオバ」は、耐倒伏性が極めて強く、地上部全重が極多収でホールクロップサイレージ用に適した極晩生種で、極長稈で主食用水稲品種との草姿による識別が容易である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
リーフスター | 2006年8月14日 | 「リーフスター(関東飼215号)」は温暖地では極晩生に属する水稲粳種で、長稈で茎葉多収型の稲発酵粗飼料向き系統である。玄米収量は劣るが、地上部全重が多収で、未消化籾の排泄量が少なく、いもち病圃場抵抗性が強い。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
さとじまん | 2006年3月 7日 | さとじまん(関東209号)は、温暖地で中生熟期の水稲粳種であり、縞葉枯病抵抗性を有し晩植で多収かつ食味もコシヒカリ並に良い。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
あゆのひかり | 2006年3月 7日 | 「あゆのひかり」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米品種である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30%蓄積することから、発芽玄米および発芽玄米を添加したおにぎり、顆粒状食品等機能性食品としての加工利用が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
べこあおば | 2006年3月 7日 | 水稲「べこあおば」は東北中南部以南での熟期が中生の晩に属する粳種である。耐倒伏性が強く直播栽培にも適する。また乾物重が安定して高く、耐肥性に優れるため東北地域向け稲発酵粗飼料専用品種として利用できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
恋あずさ | 2006年3月 7日 | 水稲「恋あずさ (奥羽359号) 」は一般品種に比べて胚芽重が約2倍あり、γ-アミノ酪酸含量が高い巨大胚粳種である。熟期が早生の晩で耐冷性が非常に強いことから、東北地域向きの発芽玄米用等の加工用品種として利用できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
あきまさり | 2006年3月 7日 | 「あきまさり(西海248号)」は、「ユメヒカリ」熟期の晩生の粳種である。強稈で耐倒伏性に優れ、収量性は「ユメヒカリ」「かりの舞」を約10%上回る多収である。食味は「ユメヒカリ」に明らかに優る極良食味である。「ユメヒカリ」等の代替として熊本県で普及予定である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
にこまる | 2006年3月 7日 | 「にこまる(西海250号)」は、「ヒノヒカリ」熟期の中生の粳種である。食味は「コシヒカリ」並の極良食味である。外観品質は高温年でも安定して「ヒノヒカリ」より優れる。「かりの舞」と「ヒノヒカリ」の一部に代えて長崎県で普及予定である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
きぬむすめ | 2006年3月 7日 | 水稲「きぬむすめ(西海232号)」は、「日本晴」熟期の早生の粳種である。食味は「コシヒカリ」並の極良食味で、外観品質、収量とも安定して優れる。「祭り晴」等の代替として島根県で普及予定である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
夢あおば | 2005年6月23日 | 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する。大粒であるところから、一般品種との識別性がある。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ふくいずみ | 2005年6月23日 | 「ふくいずみ」は、直播適性を備えた早生の晩の熟期の粳種である。強稈で耐倒伏性が優れ、苗立ち特性も良好である。いもち病、白葉枯病に対して中程度以上の抵抗性を備え、直播での収量が高く、食味、外観品質も「ヒノヒカリ」並に良好である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ニシアオバ | 2005年6月23日 | 水稲「ニシアオバ」は、地上部全重が重く、難脱粒性で、ホールクロップサイレージとしての発酵品質や嗜好性も良好である。玄米は極大粒で、主食用水稲品種との識別が容易である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
紅染めもち | 2004年4月 7日 | 水稲「紅染めもち」は暖地における熟期が中生で、偏穂数型の赤糯系統である。玄米は均一な赤褐色を呈して着色が良く、抗酸化性物質のプロアントシアニジンを有する。餅、おこわ、菓子等への加工利用が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
エルジーシー活 | 2004年4月 7日 | 易消化性タンパク質の一種である26-kDaグロブリンが完全に欠失しているため、通常品種に比べ、易消化性タンパク質の含有量が約1/2に減少しています。早生で南東北から関東地域に適します。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
エルジーシー潤 | 2004年4月 7日 | 易消化性タンパク質の一種である26-kDaグロブリンが完全に欠失しているため、通常品種に比べ、易消化性タンパク質の含有量が約1/2に減少しています。中生で温暖地に広く適します。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
おぼろづき | 2004年2月 3日 | 「おぼろづき」は寒地で"中生の早"熟期の良食味・低アミロース米系統である。既存の低アミロース米品種と比較してアミロース含量がやや高くかつ年次変動が小さい。炊飯米の特性は、粘り、柔らかさが既存の低アミロース米品種と一般品種の中間的な特徴を有し、米粒の白濁やもち臭が少ない。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ちゅらひかり | 2004年2月 3日 | 水稲「ちゅらひかり」は、「ひとめぼれ」熟期の中生の晩に属する粳種である。いもち病、特に穂いもちに強いため、減農薬栽培が可能である。良食味で耐倒伏性、耐冷性が強く、収量性はやや多収である。沖縄県で奨励品種に採用予定である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
西海観246号 | 2003年3月26日 | ピンクの「のげ」が美しい鑑賞用稲品種です。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
めばえもち | 2002年12月16日 | 水稲「めばえもち」は寒冷地南部では中生の早に属する糯種で、短稈で、偏穂数型の系統である。玄米の胚芽部分が一般品種の約3倍あり、水に浸漬した胚芽に含まれる機能性成分(ギャバ)量が多いことから発芽玄米餅等への加工利用が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサユタカ | 2002年12月16日 | 水稲「クサユタカ」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、やや短稈、やや長穂、穂数が少ない穂重型の超多収系統である。主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能である。極大粒であることから一般品種との識別性がある。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
紅衣 | 2002年12月16日 | 「紅衣 (奥羽赤370号) 」は、早生、短強稈の水稲赤米粳系統である。在来種の赤米に比べて倒伏に強く多収で、芒 (ぼう) が短く脱粒しにくい。玄米成分としてタンニン、カテキンを多く含み、着色米飯、醸造用への利用が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
あきさやか | 2002年12月16日 | 水稲「あきさやか」は、暖地における熟期が晩生で、極良食味、安定多収の粳系統である。耐倒伏性は強く、草姿、熟色も良い。「ヒノヒカリ」の作付け分散を図る等の目的で福岡県南部で普及が予定される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
シルキーパール | 2002年2月13日 | 中生、短稈、低アミロース米の水稲品種「シルキーパール」を育成した。飯米は粘りが強く、糯臭が少なく、冷飯の食味が優れ、食味改善のための混米用や、低温で流通する加工用原料等に利用できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
朝つゆ | 2002年2月13日 | 「朝つゆ」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、多収の低アミロース水稲品種である。炊飯米は粘りが強く、冷めても硬くなりにくいため、食味改善のための混米や弁当への利用が期待される。また、無菌包装米飯加工適性、団子加工適性、米菓加工適性は高く、アルファ化米粉への加工適性も高いことから加工食品としての利用が期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
春陽 | 2002年1月24日 | 「春陽」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、水溶性のタンパク質であるグルテリンを減らした品種であり、麹および酵母が消化できる水溶性かつ易消化性蛋白質が少ないため、雑味の原因となるアミノ酸の量を減らした淡麗な清酒を造ることができる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ホシアオバ | 2001年7月12日 | 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体に稲発酵粗飼料の普及を図る。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサノホシ | 2001年7月12日 | 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体に稲発酵粗飼料の普及を図る。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサホナミ | 2001年3月28日 | 「クサホナミ」は温暖地東部での熟期が極晩生で、長稈、極穂重型の粳種である。茎葉と籾を合わせた全重収量が高く、輸入チモシー乾草並の飼料品質を持つ稲発酵粗飼料向き水稲新品種である。 |
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