品種

稲種(Oryza sativa L.)の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
さよむらさき 2010年8月25日 「さよむらさき」は九州地方での栽培に向く、アントシアニンを含む初めての紫黒米の水稲もち品種です。倒伏に強く、玄米の着色がよい特徴があります。雑穀とブレンドした健康食品等、地域振興を目的とした特産品開発への利用が期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
なつあおば 2010年8月25日 「なつあおば」は極早生で多収の稲発酵粗飼料用品種で、熟期の異なる品種との作期分散により収穫期の拡大を図ることで、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ゆめさかり 2010年8月25日 「ゆめさかり」は寒冷地南部での出穂期が早生の晩に属する粳種である。大粒で玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
姫ごのみ 2010年6月14日 水稲「姫ごのみ」は温暖地西部において中晩生熟期の低アミロース極良食味系統である。移植、直播栽培ともに「ヒノヒカリ」、「柔小町」より玄米品質が優る。
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稲種(Oryza sativa L.)
たちすずか 2010年6月14日 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種として適する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ともほなみ 2009年10月29日 「ともほなみ」は、いもち病圃場抵抗性遺伝子pi21を有する、いもち病に強い良食味品種です。出穂期は「コシヒカリ」よりやや早く、食味は「コシヒカリ」並に優れ、収量性は「コシヒカリ」と同程度です。
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稲種(Oryza sativa L.)
まきみずほ 2009年9月24日 水稲新品種「まきみずほ」は暖地で早生の晩に属する粳種である。稲発酵粗飼料用として全重が多く強稈であり、普通期栽培では暖地の主食用基幹品種「ヒノヒカリ」より早く収穫でき、晩植栽培でも地上部乾物収量が減収しにくい特徴を持つ。
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稲種(Oryza sativa L.)
モグモグあおば 2009年7月29日 「モグモグあおば」は暖地では中生の晩に属する粳種である。地上部乾物重が多く、強稈で耐倒伏性が強いため稲発酵粗飼料用品種として暖地平坦部で利用できる。また、粗玄米重も多いため、飼料米用としても利用できる可能性がある。
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稲種(Oryza sativa L.)
ルリアオバ 2009年6月29日 「ルリアオバ」は、刈取後の再生茎の生育が旺盛で、2回刈り栽培における地上部全重が極多収で稲発酵粗飼料に適した晩生種である。九州南部において茎葉型の2回刈り専用種として利用できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
ミルキーサマー 2009年6月29日 「ミルキークイーン」の遺伝的背景に出穂遺伝子Hd1 を含むインド型品種「Kasalath」の染色体断片約560kb を有する低アミロース米系統である。出穂性は、「ミルキークイーン」と比較して関東では早生に亜熱帯環境では晩生になる。
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稲種(Oryza sativa L.)
ミルキースター 2009年6月29日 温暖地東部での熟期が早生の晩に属する低アミロース米系統である。良食味で縞葉枯病抵抗性を有し、晩植で多収である。麦跡栽培向けの品種として期待できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
ミズホチカラ 2009年5月28日 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加工用米に利用できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
あきだわら 2009年4月22日 水稲新品種候補系統「あきだわら」は温暖地東部での熟期が中生の晩に属する粳種である。食味は「コシヒカリ」に近い良食味で、「コシヒカリ」よりも収量性が明らかに高く、品質も良い。
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稲種(Oryza sativa L.)
初山吹 2009年2月 3日 「初山吹」は、「キヌヒカリ」のガンマ線照射による突然変異に由来する粳種である。胚乳に黄色の新規化合物を含み、精米、飯米ともに明らかな黄色を呈する。
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稲種(Oryza sativa L.)
紫こぼし 2008年10月28日 水稲「紫こぼし」は、東北地域に適する早生の紫黒米糯系統である。玄米は、粒長および粒幅が短く、千粒重は紫黒米「朝紫」の約半分で、極めて小さい。玄米にアントシアニジンを含むほか、「朝紫」や一般糯より食物繊維、カルシウム等を多く含む。
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稲種(Oryza sativa L.)
たちすがた 2008年8月26日 「たちすがた」は、中生熟期で乾物収量2t/10aを実現した飼料用品種です。株の全重収量と可消化養分総量(TDN)収量が高く、稲発酵粗飼料に適します。
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稲種(Oryza sativa L.)
みずほの輝き 2008年8月 5日 「みずほの輝き」は、寒冷地南部では晩生の晩に属する粳種であり、良質で「コシヒカリ」並の極良食味である。炊飯米の外観が良いため、加工米飯やおにぎり等への適性が期待される。
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稲種(Oryza sativa L.)
越のかおり 2008年8月 5日 「越のかおり」は、寒冷地南部では中生の早に属する粳種で、日本型で、やや短稈、偏穂重型の高アミロース米の製麺用品種である。製麺時の麺離れが良く、麺への加工適性が高い。
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稲種(Oryza sativa L.)
モミロマン 2008年7月11日 水稲新品種「モミロマン」は温暖地東部での出穂期が中生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く飼料米として期待できる。また、黄熟期のTDN収量も高い。直播栽培にも適し、関東以西向け飼料米・稲発酵粗飼料向け品種として期待できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ富山BL7号 2008年3月26日
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稲種(Oryza sativa L.)
関東BPH1号 2007年12月21日 水稲品種「関東BPH1号」は、インド型系統IR54742(GSK178-2)が持つO.officinalis由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子系統である。
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稲種(Oryza sativa L.)
みずほのか 2007年12月21日 水稲「みずほのか」は、温暖地西部において中生熟期の低グルテリン形質の酒米系統である。αアミラーゼ等を含む清酒もろみ用酵素処理を併用した醸造法によりアミノ酸度の低いすっきりした酒ができ、原料利用効率も高くなる。
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稲種(Oryza sativa L.)
関東HD2号 2007年12月21日 水稲品種「関東HD2号」は、「コシヒカリ」の遺伝的背景にインド型品種「Kasalath」由来の出穂性QTL「qDTH8」(Hd5)を有する中生熟期の同質遺伝子系統である。出穂期は、育成地では「コシヒカリ」より10日遅く、「日本晴」と同じ"中生の晩"の熟期である。
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稲種(Oryza sativa L.)
吟のさと 2007年12月21日 「吟のさと」は、酒米品種としては短稈で耐倒伏性が強く栽培しやすい晩生種である。玄米のタンパク質含有率は「山田錦」並で、心白発現率が高く、心白の形状も安定していて外観品質は良好である。高度精米が可能であるため、吟醸酒等の麹米として利用できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
越神楽 2007年12月 5日 「越神楽」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、長稈、中間型の品種である。醸造時のアルコール収率および生成酒のアミノ酸度は「山田錦」並であり、やわらかさと深みのある酒質を示すことから、米および掛米としての利用が期待される。
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稲種(Oryza sativa L.)
べこごのみ 2007年12月 5日 東北中北部向け飼料用稲「べこごのみ」を用いて無コーティング湛水土中直播で晩播を行う場合、5月下旬までの播種で、覆土条件下でも苗立が安定し、出穂の遅延や全乾物収量の低下も小さく、食用品種収穫前に黄熟期収穫が可能である。
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稲種(Oryza sativa L.)
北陸193号 2007年9月19日 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。
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稲種(Oryza sativa L.)
夕やけもち 2006年12月18日 水稲「夕やけもち」は、早生で耐冷性が強く東北地域での栽培に適する赤米糯系統である。一般糯品種並の収量があり、ふ先色が紫色で一般品種との識別性がある。一般糯玄米と比較して、食物繊維、タンニン、カテキン等を多く含む。
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稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ関東HD1号 2006年11月17日 水稲品種「コシヒカリ関東HD1号」は、戻し交配とDNAマーカー選抜により、コシヒカリの遺伝的背景にインド型品種Kasalath由来の出穂性QTL「qDTH6」(Hd1)をコシヒカリの遺伝的背景に導入した極早生同質遺伝子系統である。
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稲種(Oryza sativa L.)
華麗舞 2006年11月17日 「華麗舞」は寒冷地南部では中生の早に属する細長粒の粳種で、短稈、穂重型の品種である。炊飯米は、表面の粘りは少ないが、内部は「コシヒカリ」並に軟らかいという米飯物性を示す。日本で市販されているとろみのあるカレールウと良く合い、カレー用調理米飯としての用途が期待される。

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