品種

中日本農業研究センターの品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ひめあずま 2022年7月26日 ホクホクとした食感で、いも菓子類への加工にも適しています。貯蔵性に優れ、収穫翌年の新緑の頃まで良い品質が維持できます。いもの形状や大小の揃いが良いです。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ゆきこまち 2021年11月24日 北海道のような冷涼地でも、イモの肥大が良く多くの収量が見込めます。さらさらとした雪のような口どけで上品な食味です。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
あまはづき 2021年8月 5日 収穫直後からねっとり甘い焼きいもができます。複数の病害虫に抵抗性であり、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性に優れています。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
京式部 2020年11月10日 京都府と共同育成した品種です。「コシヒカリ」と比べて耐暑性を有し品質低下が少なく、倒伏しにくい良食味品種です。食味は香りが良く、白くつやがあり、甘みがあるのが特徴です。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ゆきはな六条 2020年1月23日 寒冷地の主力大麦品種「ファイバースノウ」とほぼ同じ熟期の六条大麦で、六条種としては大粒で粒が軟質でウイスキーや焼酎の原料として活用できます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
亜細亜のかおり 2018年8月14日 米麺に適した高アミロースの晩生品種です。「越のかおり」と同等の米麺適性を持ち、「越のかおり」より20%程度多収です。「コシヒカリ」より2週間以上晩生となるため,作期分散が可能になります。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
にじのきらめき 2018年6月18日 高温耐性と収量性に優れた「コシヒカリ」熟期の中生品種です。イネ縞葉枯病に対して抵抗性を持ち、短稈で耐倒伏性に優れ、栽培は容易です。「コシヒカリ」に比べて15%程度多収で、高温条件でも品質は良好で食味にも優れています。大粒で業務用としての利用が期待されます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
あきあかね 2018年5月21日 「コシヒカリ」より2週間以上収穫期が遅い、晩生の極良食味品種です。同じく晩生の「あきだわら」よりやや少収ですが、大粒で玄米の外観品質に優れ、業務用に適した品種として普及が期待されます。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
はねうまもち 2017年3月23日 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異系統であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ」に類似して優れる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ふわりもち 2016年7月27日 餅の柔らかさが長持ちし、和菓子などの原料に適した品種である。「モチミノリ」よりも10%程度多収で、耐病性にも優れる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
つきあかり 2016年7月27日 炊飯米の外観、うま味の評価に優れる極良食味の早生品種である。4時間保温後も「コシヒカリ」より良食味が維持され、業務用米としての普及が期待される。収穫時期がほぼ同じである「あきたこまち」より10%程度多収である。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ゆきみ六条 2015年8月24日 寒冷積雪地向け六条皮麦新品種「ゆきみ六条」は軟質でデンプン価が優れ、その焼酎は香りが強く、味、官能総合評価が優れる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
和みリゾット 2013年10月 8日 大粒でリゾットへの調理適性があり、倒伏に強く栽培しやすい品種である。「和みリゾット」により、国産のリゾット用米の普及が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ゆきみのり 2013年8月30日 「ゆきみのり」は寒冷地南部では早生で、米菓加工適性が高い多収の糯系統である。加工用糯米としての利用が期待されている。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
あみちゃんまい 2013年8月30日 「あみちゃんまい」は、寒冷地南部では早生で日本型の高アミロース米品種である。米のアミロース含有率が30%程度と高く、米粉麺等への利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
亀の蔵 2012年9月12日 「亀の蔵」は多収で耐冷性が強く、精米のアミロース含有率が3%程度の品種である。低アミロース性を生かしたソフトタイプ米菓への利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
夢の舞 2012年8月21日 水稲「夢の舞」は寒冷地南部では早生に属し、多収で良食味である。耐冷性、いもち病抵抗性が強いため、中山間部の稲作の振興に資することが期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
里の白雪 2012年8月21日 水稲「里の白雪」は寒冷地南部では早生に属し、短稈で耐倒伏性が強く多収の糯系統である。良質で、搗き餅、おこわなどへの利用が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
京の輝き 2012年6月19日 京都府と共同育成した「京の輝き」は、出穂・成熟期が「日本晴」よりやや早い、大粒で酒造適性に優れる掛米用品種である。玄米収量は「日本晴」と比較して1割ほど多い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
笑みの絆 2011年8月19日 水稲「笑みの絆」は寒冷地南部では中生に属し、高温耐性が強く、粘りが少なく硬めの良食味品種で、寿司米への利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
楽風舞 2011年8月19日 水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
なつあおば 2010年8月25日 「なつあおば」は極早生で多収の稲発酵粗飼料用品種で、熟期の異なる品種との作期分散により収穫期の拡大を図ることで、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ゆめさかり 2010年8月25日 「ゆめさかり」は寒冷地南部での出穂期が早生の晩に属する粳種である。大粒で玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
みずほの輝き 2008年8月 5日 「みずほの輝き」は、寒冷地南部では晩生の晩に属する粳種であり、良質で「コシヒカリ」並の極良食味である。炊飯米の外観が良いため、加工米飯やおにぎり等への適性が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
越のかおり 2008年8月 5日 「越のかおり」は、寒冷地南部では中生の早に属する粳種で、日本型で、やや短稈、偏穂重型の高アミロース米の製麺用品種である。製麺時の麺離れが良く、麺への加工適性が高い。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
なつみ 2007年12月 5日 そば「なつみ」は、夏そばとしては食味や麺帯形成性に優れる。「しなの夏そば」に比べ、草丈が高く、主茎節数、1株花房数がやや多く、子実重、千粒重はやや少なく、容積重はやや重い。製粉歩留りは同程度で、ルチン含量は多い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
越神楽 2007年12月 5日 「越神楽」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、長稈、中間型の品種である。醸造時のアルコール収率および生成酒のアミノ酸度は「山田錦」並であり、やわらかさと深みのある酒質を示すことから、米および掛米としての利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
北陸193号 2007年9月19日 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
華麗舞 2006年11月17日 「華麗舞」は寒冷地南部では中生の早に属する細長粒の粳種で、短稈、穂重型の品種である。炊飯米は、表面の粘りは少ないが、内部は「コシヒカリ」並に軟らかいという米飯物性を示す。日本で市販されているとろみのあるカレールウと良く合い、カレー用調理米飯としての用途が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
あゆのひかり 2006年3月 7日 「あゆのひかり」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米品種である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30%蓄積することから、発芽玄米および発芽玄米を添加したおにぎり、顆粒状食品等機能性食品としての加工利用が期待される。

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