農地土壌等の除染技術及び農作物等における放射性物質の移行制御技術の開発

2011年3月11日に発生した東日本大地震は、深さ約24kmを震源とするマグニチュード9.0の巨大な地震を引き起こし、多くの尊い命と財産を一瞬にして奪い、被災地域の基幹産業である農業に甚大な損害と深い傷跡を残しました。そして、この地震は福島第一原子力発電所の事故を引き起こしました。被災地の農業の再建を通じて、農民や地元住民の生活の再建をすることは、待ったなしの状態です。

福島第一原子力発電所の事故被災地の農業再開、住民の帰還と安全な農作物の供給を成し遂げるため、農地の除染技術の開発と農作物への放射性物質の移行低減技術の開発を行います。

まず高線量の汚染地域やこれまでの技術では除染が困難な農地に対応して、除染技術の開発と体系化を図り、汚染された土壌や植物残渣、堆肥などの減容・安定化技術を開発します。また、避難区域の再編に伴い、営農の再開が始まる一方で、農地やその周辺施設からの放射性物質の拡散が懸念されています。そこで、畦畔、用排水路などの農地周辺施設の効率的除染技術を開発し、農地土壌からの放射性物質の地下浸透や農地外への流出実態を解明します。また、農作物などへの放射性物質の移行しやすさや移行を左右する要因を明らかにし、作物別の移行低減技術を開発するとともに、放射性物質を吸収しにくい作物や吸収しやすい植物を探索します。さらに収穫した農作物について、その加工工程における放射性物質の動態を解明します。

高線量の汚染地域やこれまでの技術では除染が困難な農地に対応した除染技術の開発と体系化を図り、汚染された土壌や植物残渣、堆肥などの減容・安定化技術を開発します。畦畔、用排水路などの農地周辺施設の効率的除染技術を開発します。また、農地土壌からの放射性物質の地下浸透や農地外への流出実態を解明します。

農作物などへの放射性物質の移行しやすさや移行を左右する要因を明らかにし、作物別の移行低減技術を開発するとともに、放射性物質を吸収しにくい作物や吸収しやすい植物を探索します。また、農作物の加工工程における放射性物質の動態を解明します。

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