品種

食用作物の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
にこまる 2006年3月 7日 「にこまる(西海250号)」は、「ヒノヒカリ」熟期の中生の粳種である。食味は「コシヒカリ」並の極良食味である。外観品質は高温年でも安定して「ヒノヒカリ」より優れる。「かりの舞」と「ヒノヒカリ」の一部に代えて長崎県で普及予定である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
きぬむすめ 2006年3月 7日 水稲「きぬむすめ(西海232号)」は、「日本晴」熟期の早生の粳種である。食味は「コシヒカリ」並の極良食味で、外観品質、収量とも安定して優れる。「祭り晴」等の代替として島根県で普及予定である。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
九州137号 2006年3月 7日 カンショ「九州137号」は、蒸切干加工適性が高い初の紫カンショ系統である。既存の青果用や加工用の紫カンショ品種では蒸切干に加工できないが、「九州137号」の蒸切干の色は紫で、中白もほとんどなく肉質や食味も良好である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
夢あおば 2005年6月23日 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する。大粒であるところから、一般品種との識別性がある。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
すずかおり 2005年6月23日 だいず「すずかおり」は、「コスズ」よりも短茎で耐倒伏性が優り、ダイズモザイク病抵抗性が“強”であり、子実は「コスズ」並の極小粒で納豆加工適性が優れる。
食用作物
ハトムギ変種(Coix ma-yuen Roman.)
はとゆたか 2005年6月23日 はとむぎ「はとゆたか」は 東北地方の栽培に適し、大粒で多収であり、お茶加工に優れる。成熟期は「はとじろう」より遅く、「中里在来」より早い、やや早生に属する。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
クロダマル 2005年6月23日 「クロダマル」は暖地向けに初めて育成された煮豆用大粒黒大豆品種であり、「丹波黒」より煮豆の製品歩留まりが高い。また、蒸煮大豆および大豆煮汁のアントシアニン含有量が「新丹波黒」より多く、抗酸化作用も高い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ふくいずみ 2005年6月23日 「ふくいずみ」は、直播適性を備えた早生の晩の熟期の粳種である。強稈で耐倒伏性が優れ、苗立ち特性も良好である。いもち病、白葉枯病に対して中程度以上の抵抗性を備え、直播での収量が高く、食味、外観品質も「ヒノヒカリ」並に良好である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ニシアオバ 2005年6月23日 水稲「ニシアオバ」は、地上部全重が重く、難脱粒性で、ホールクロップサイレージとしての発酵品質や嗜好性も良好である。玄米は極大粒で、主食用水稲品種との識別が容易である。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
オキコガネ 2005年6月23日 カンショ「オキコガネ」は、蒸しいものブリックスが低く、かつでん粉含量が低いという特徴を持つ。多収で、いもの形状および外観も優れるため、調理素材として幅広く利用できる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
さやかぜ 2004年7月16日 大麦新品種「さやかぜ」は、オオムギ縞萎縮病I・II・III型に抵抗性を有する、渦性の六条皮麦である。短強稈で、耐倒伏性に優れ、多収の中生種である。麦茶用、精麦(押麦)用に適する。群馬県で奨励品種(認定)に採用。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ミナミノカオリ 2004年7月16日 小麦新品種「ミナミノカオリ」は、蛋白質含有率が高く製パン適性が良い硬質小麦で、醤油醸造にも適する。やや早生、短強稈で耐倒伏性が優れる。穂発芽性がやや易で赤かび病にやや弱い。
食用作物
バレイショ種(Solanum tuberosum L.)
キタムラサキ 2004年4月 7日 ばれいしょ「キタムラサキ」は、アントシアニン色素を含有し、いもの外皮と内部の肉色が紫色である。紫皮紫肉の既存品種「インカパープル」より一般栽培特性が優れ、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
紅染めもち 2004年4月 7日 水稲「紅染めもち」は暖地における熟期が中生で、偏穂数型の赤糯系統である。玄米は均一な赤褐色を呈して着色が良く、抗酸化性物質のプロアントシアニジンを有する。餅、おこわ、菓子等への加工利用が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
エルジーシー活 2004年4月 7日 易消化性タンパク質の一種である26-kDaグロブリンが完全に欠失しているため、通常品種に比べ、易消化性タンパク質の含有量が約1/2に減少しています。早生で南東北から関東地域に適します。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
エルジーシー潤 2004年4月 7日 易消化性タンパク質の一種である26-kDaグロブリンが完全に欠失しているため、通常品種に比べ、易消化性タンパク質の含有量が約1/2に減少しています。中生で温暖地に広く適します。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
おぼろづき 2004年2月 3日 「おぼろづき」は寒地で"中生の早"熟期の良食味・低アミロース米系統である。既存の低アミロース米品種と比較してアミロース含量がやや高くかつ年次変動が小さい。炊飯米の特性は、粘り、柔らかさが既存の低アミロース米品種と一般品種の中間的な特徴を有し、米粒の白濁やもち臭が少ない。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
とよむすめ 2004年2月 3日 そば「とよむすめ」は草丈が高く、主茎節数が多く、分枝数・1株花房数は中で、直立分枝伸長型の草型を持ち、生態型は中間型である。多収でルチン含量がやや高い特性をもつ。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
ちゅらひかり 2004年2月 3日 水稲「ちゅらひかり」は、「ひとめぼれ」熟期の中生の晩に属する粳種である。いもち病、特に穂いもちに強いため、減農薬栽培が可能である。良食味で耐倒伏性、耐冷性が強く、収量性はやや多収である。沖縄県で奨励品種に採用予定である。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
すずさやか 2004年2月 3日 だいず「すずさやか」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の"中の晩"に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに"強"で、青臭みの原因となる子実中の全リポキシゲナーゼアイソザイムが全て欠失しており、東北地方の栽培に適する。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
アヤコマチ 2004年2月 3日 カンショ「アヤコマチ」は、塊根中にカロテンを含み、肉色は鮮やかな橙で、調理加工適性が優れる。いもの外観および蒸しいもの食味も良く、カロテンを含む惣菜・青果用品種として利用できる。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ダイチノユメ 2004年2月 3日 カンショ「ダイチノユメ」は、上いも収量とでん粉歩留がともに高いため、単位面積当たりのでん粉生産能力が非常に優れる。また、貯蔵性、センチュウ抵抗性も優れる。でん粉原料用として、南九州のカンショ作地域に適する。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ハマコマチ 2004年2月 3日 カンショ「ハマコマチ」は、塊根中にβ-カロテンを多量に含み、多収である。蒸切干の肉色は濃橙で、食味、加工適性とも優れ、高カロテンの蒸切干用品種として利用できる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
シンジュボシ 2003年9月 8日 大麦「シンジュボシ」は、早生で、千粒重が大きく、外観品質が優れる。精麦白度と炊飯白度はともに安定して高く、加工適性が高い。また、精麦のポリフェノール含量が低く、炊飯後の褐変が少ない。宮城県で奨励品種に採用。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆきちから 2003年3月26日 「ゆきちから」は高蛋白で、製パン適性に優れる。耐寒雪性・耐倒伏性が強い良質品種で、適正な施肥管理により、安定した品質・収量が得られる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
西海観246号 2003年3月26日 ピンクの「のげ」が美しい鑑賞用稲品種です。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくさやか 2002年12月16日 小麦「ふくさやか」は「シラサギコムギ」より成熟期が1~2日早く、稈長が約10cm短く、耐倒伏性が強い。粉色のくすみが少なく、ゆで麺の色・食感が優れる。赤さび病に弱い。広島県で奨励品種に採用された。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
クイックスイート 2002年12月16日 サツマイモ「クイックスイート」はいもの外観が優れ、良食味の系統である。糊化温度が50°C程度である低温糊化性澱粉を含むため、迅速調理が可能で、利便性を有する青果用としての利用等が期待される。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
タマイズミ 2002年12月16日 高タンパク質で醤油用原料としての適性が高く、耐倒伏性に優れる小麦「タマイズミ」を推奨品種に採用する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
めばえもち 2002年12月16日 水稲「めばえもち」は寒冷地南部では中生の早に属する糯種で、短稈で、偏穂数型の系統である。玄米の胚芽部分が一般品種の約3倍あり、水に浸漬した胚芽に含まれる機能性成分(ギャバ)量が多いことから発芽玄米餅等への加工利用が期待される。

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