品種
食用作物の品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
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食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサユタカ | 2002年12月16日 | 水稲「クサユタカ」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、やや短稈、やや長穂、穂数が少ない穂重型の超多収系統である。主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能である。極大粒であることから一般品種との識別性がある。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
紅衣 | 2002年12月16日 | 「紅衣 (奥羽赤370号) 」は、早生、短強稈の水稲赤米粳系統である。在来種の赤米に比べて倒伏に強く多収で、芒 (ぼう) が短く脱粒しにくい。玄米成分としてタンニン、カテキンを多く含み、着色米飯、醸造用への利用が期待される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ふくいぶき | 2002年12月16日 | だいず新品種「ふくいぶき (東北126号) 」は、「スズユタカ」と同じ成熟期の"中の晩"に属し、ダイズモザイク病抵抗性及びダイズシストセンチュウ抵抗性はともに強であり、子実収量は「スズユタカ」よりやや多収である。豆腐加工適性は良好であり、子実中のイソフラボン含量が高い。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
青丸くん | 2002年12月16日 | だいず新品種「青丸くん (東北141号) 」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既存の青豆よりも緑色の濃い豆腐が製造でき、特産大豆として期待される。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
あきさやか | 2002年12月16日 | 水稲「あきさやか」は、暖地における熟期が晩生で、極良食味、安定多収の粳系統である。耐倒伏性は強く、草姿、熟色も良い。「ヒノヒカリ」の作付け分散を図る等の目的で福岡県南部で普及が予定される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
関東100号 | 2002年11月12日 | 大豆「エンレイ」に(独)生物資源研究所育成の根粒超着生系統「En6500」を交配して育成された品種で、根粒が多量に着生する特徴を有し、出願時の名称は「作系4号」であった。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
九州121号 | 2002年9月 4日 | 「九州121号」は、いもの形状や大きさの揃いが良く、蒸しいもの肉色は"黄色"と良好で、調理後黒変も少なく、蒸しいもは冷えても硬くなりにくく、冷凍焼きいもや加工原料用(ペースト)として有用な特性をもつサツマイモ品種です。 |
食用作物 ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.) |
北海T8号 | 2002年6月20日 | 子実用だったんそば品種「北海T8号」は、「道南産」と比較し耐倒伏性にやや優り、道内各地域で安定多収である。実需による官能評価で麺、茶への加工適性がある品種である。そばの主産地北海道で新たに優良品種として普及される。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
すいおう | 2002年6月20日 | 茎葉利用カンショ「すいおう」の地上部は繰返し収穫が可能であり、多収である。ホウレンソウ等と比べ、葉身の栄養性は同等以上、ポリフェノール含量は高い。ラジカル消去能や抗変異原性などの機能性にも優れるため、野菜や機能性食品素材として利用できる。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
タマオトメ | 2002年6月20日 | 「タマオトメ」は多収で蒸切干の加工適性が優れ、蒸切干用カンショ栽培地域に適するサツマイモ品種です。肉色の黄色が濃くペースト加工用にも適しています。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
べにまさり | 2002年3月22日 | カンショ「べにまさり」は、肉色の黄色が濃く、肉質はやや粘質で、食味が優れる。また、多収であり、早掘適性がある。萌芽性や貯蔵性も良い。青果用として、全国のカンショ作地域に適する。 |
食用作物 ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench) |
キタノマシュウ | 2002年2月13日 | 限伸育性そば品種「キタノマシュウ」は、「キタワセソバ」と比較し、耐倒伏性にやや優り、良食味である。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
パープルスイートロード | 2002年2月13日 | サツマイモ「パープルスイートロード」はいもにアントシアニン色素を含有する紫サツマイモの系統で、外観が優れ、いも揃いも良く、多収である。また、紫サツマイモとしては良食味の系統で、青果用としての利用が期待される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
ゆめみのり | 2002年2月13日 | だいず「ゆめみのり」は、放射線育種法により蛋白質組成を改変し、世界で初めて大豆の主要アレルゲンを低減させた低アレルゲン品種であり、11Sグロブリン含有率と含硫アミノ酸含有率が高い。ダイズモザイク病抵抗性が強であり、倒伏抵抗性が強く着莢位置も高いので、コンバイン収穫に適する。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
シルキーパール | 2002年2月13日 | 中生、短稈、低アミロース米の水稲品種「シルキーパール」を育成した。飯米は粘りが強く、糯臭が少なく、冷飯の食味が優れ、食味改善のための混米用や、低温で流通する加工用原料等に利用できる。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ハルイブキ | 2002年2月13日 | 小麦「ハルイブキ」は耐倒伏性・耐病性が強く、多収で、製粉性がやや優れる。製パン適性はやや高く、他品種とのブレンドにより製パン適性の向上が期待できる。また、「白神こだま酵母」の使用により、優れた製パン性を示す。秋田県で認定品種に採用。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
朝つゆ | 2002年2月13日 | 「朝つゆ」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、多収の低アミロース水稲品種である。炊飯米は粘りが強く、冷めても硬くなりにくいため、食味改善のための混米や弁当への利用が期待される。また、無菌包装米飯加工適性、団子加工適性、米菓加工適性は高く、アルファ化米粉への加工適性も高いことから加工食品としての利用が期待される。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
中国143号 | 2002年1月24日 | 小麦新品種「中国143号」は、やや早生、やや短稈で耐倒伏性が強く、多収で、収量と外観品質の安定性が高い。製粉歩留が高く、粉の色相が明るく製麺適性が高いが、タンパク質含有率はやや低い。温暖地の中山間地域に適する。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
ムラサキマサリ | 2002年1月24日 | サツマイモ「ムラサキマサリ」は、いもの形など外観が優れており、高アントシアニンで加工適性の優れた加工用品種です。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
春陽 | 2002年1月24日 | 「春陽」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、水溶性のタンパク質であるグルテリンを減らした品種であり、麹および酵母が消化できる水溶性かつ易消化性蛋白質が少ないため、雑味の原因となるアミノ酸の量を減らした淡麗な清酒を造ることができる。 |
食用作物 オオムギ属(Hordeum L.) |
マンネンボシ | 2001年7月12日 | 耐倒伏性に優れ、整粒歩合が高く、安定した収量性を示し、精麦品質も良好な早生裸麦「マンネンボシ」 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ホシアオバ | 2001年7月12日 | 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体に稲発酵粗飼料の普及を図る。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサノホシ | 2001年7月12日 | 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体に稲発酵粗飼料の普及を図る。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
小麦中間母本農8号 | 2001年7月12日 | 「小麦中間母本農8号」(旧系統名:谷系A6599-4)はWx-D1座の遺伝子が変異したもち性突然変異系統(アミロース含量1.6%)であり、その澱粉は粘度安定性に優れる。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
きぬあずま | 2001年7月12日 | 小麦「きぬあずま」は、中生で穂発芽耐性をもつ、耐倒伏性に優れた多収品種である。麺の色はやや劣るが、低アミロース含量で麺の食感が良い。福島県で奨励品種として採用。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ネバリゴシ | 2001年7月12日 | 小麦「ネバリゴシ」は早生で、収量性、耐倒伏性、耐寒雪性、難穂発芽性に優れる。また、高蛋白、低アミロースで、製めん適性が高いことから、青森県産小麦の安定生産が期待できる。 |
食用作物 アマランサス属(Amaranthus L.) |
ニューアステカ | 2001年3月28日 | アマランサス「ニューアステカ」は、導入選抜系統「メキシコ系」にγ線照射して育成した短茎、早生の系統である。種子千粒重は大きく、黄白色で糯性である。機械収穫適性が認められ、収穫作業が効率化できる。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
クサホナミ | 2001年3月28日 | 「クサホナミ」は温暖地東部での熟期が極晩生で、長稈、極穂重型の粳種である。茎葉と籾を合わせた全重収量が高く、輸入チモシー乾草並の飼料品質を持つ稲発酵粗飼料向き水稲新品種である。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
ミルキープリンセス | 2001年3月28日 | 水稲「ミルキープリンセス」は温暖地東部で早生の晩に属し、「ミルキークイーン」並に粘りの強い極良食味の低アミロース米系統である。短稈で耐倒伏性に優れ、縞葉枯病抵抗性で肥沃地向けの低アミロース米品種として期待される。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
サチユタカ | 2001年3月28日 | 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」と比べ、収量、品質とも安定して優れ、蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性が高い。また、紫斑病、倒伏、莢先熟等の障害に強い。 |
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