品種

食用作物の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
ユメサキボシ 2008年12月19日 裸麦新品種「ユメサキボシ」は二条性で大粒であり、千粒重が大きく、整粒重が高い。耐倒伏性に優れて、精麦白度が高い。大麦縞萎縮病、赤かび病、うどんこ病の主要病害に強い。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ふくはるか 2008年12月19日 小麦「ふくはるか」は温暖地・暖地に適する早生・短稈の硬質小麦で、小麦粉の粒度が大きいため製粉しやすく、また製粉歩留も高い。やや低アミロースで、生地物性が適度に強く、粉の色が明るく黄色みを帯びており、そうめんやうどんに適する。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ゆめちから 2008年12月10日 「ゆめちから」はコムギ縞萎縮病抵抗性に優れる超強力秋まき小麦である。「ホクシン」等の中力小麦とブレンドすることにより、優れた製パン適性を示す。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
紫こぼし 2008年10月28日 水稲「紫こぼし」は、東北地域に適する早生の紫黒米糯系統である。玄米は、粒長および粒幅が短く、千粒重は紫黒米「朝紫」の約半分で、極めて小さい。玄米にアントシアニジンを含むほか、「朝紫」や一般糯より食物繊維、カルシウム等を多く含む。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
たちすがた 2008年8月26日 「たちすがた」は、中生熟期で乾物収量2t/10aを実現した飼料用品種です。株の全重収量と可消化養分総量(TDN)収量が高く、稲発酵粗飼料に適します。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
さちいずみ 2008年8月26日 そば「さちいずみ」は熟期が中生で暖地の秋栽培に適する。草丈が低く多収であり、「鹿屋在来」より栽培期間が短い。色、香りが良く、そばらしい食感を具えている。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
みずほの輝き 2008年8月 5日 「みずほの輝き」は、寒冷地南部では晩生の晩に属する粳種であり、良質で「コシヒカリ」並の極良食味である。炊飯米の外観が良いため、加工米飯やおにぎり等への適性が期待される。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
越のかおり 2008年8月 5日 「越のかおり」は、寒冷地南部では中生の早に属する粳種で、日本型で、やや短稈、偏穂重型の高アミロース米の製麺用品種である。製麺時の麺離れが良く、麺への加工適性が高い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
モミロマン 2008年7月11日 水稲新品種「モミロマン」は温暖地東部での出穂期が中生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く飼料米として期待できる。また、黄熟期のTDN収量も高い。直播栽培にも適し、関東以西向け飼料米・稲発酵粗飼料向け品種として期待できる。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
春のいぶき 2008年7月11日 そば「春のいぶき」は西南暖地の春に播種して初夏に収穫する春播き栽培に適する初めての育成品種です。 子実重は「しなの夏そば」より多く、穂発芽は「しなの夏そば」より少ないです。食味は良く、前年北海道産「キタワセソバ」より優れます。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
コシヒカリ富山BL7号 2008年3月26日
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
あおばの恋 2008年3月26日 小麦「あおばの恋」は早生で縞萎縮病および穂発芽に強い。硬質で製粉歩留が高く、やや低アミロース含量で麺の食感が優れる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
小春二条 2008年3月26日 二条大麦「小春二条」は播性がIIの寒冷地向け中生種で、耐雪性は「シュンライ」と同等である。穂発芽性がやや難で粒の外観品質が優れる。「ミノリムギ」より麦芽エキスやジアスターゼ力が高い。小規模ビール醸造用として岩手県等で普及が見込まれる。
食用作物
オオムギ属(Hordeum L.)
煌二条 2008年3月26日 二条大麦新品種「煌二条」は、焼酎醸造適性が良く焼酎の酒質に特徴があり優れる。千粒重と整粒歩合が大きく整粒収量が高い。オオムギ縞萎縮病ウイルスのI,III型系統に強く、穂発芽性が難である。
食用作物
コムギ種(Triticum aestivum L.)
ユメシホウ 2008年1月15日 小麦「ユメシホウ」は温暖地の平坦地に適したパン用硬質小麦品種である。高分子量グルテニンサブユニット5+10をもち、製パン適性がある。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
北海T10号 2008年1月15日 「北海T10号」は「北海T8号」に比べスプラウトが赤く、アントシアニン・ルチン含量が高い。
食用作物
ダッタンソバ種(Fagopyrum tataricum (L.) Gaertn.)
北海T9号 2008年1月15日 スプラウト(発芽野菜)や乾燥粉末原料に適するだったんそば「北海T9号」は「北海T8号」に比べスプラウトのルチン含量がやや高く、また保存期間中にカビが生えにくい。
食用作物
バレイショ種(Solanum tuberosum L.)
北海98号 2008年1月15日 ばれいしょ「北海98号」は、カロテノイド系色素を含み、橙肉でナッツ風味がある美味しい2倍体品種「インカのめざめ」の芽条変異系統で、茎色は紫、いもの皮色が赤で「インカのめざめ」とは異なる外観を呈する。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
関東BPH1号 2007年12月21日 水稲品種「関東BPH1号」は、インド型系統IR54742(GSK178-2)が持つO.officinalis由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子系統である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
みずほのか 2007年12月21日 水稲「みずほのか」は、温暖地西部において中生熟期の低グルテリン形質の酒米系統である。αアミラーゼ等を含む清酒もろみ用酵素処理を併用した醸造法によりアミノ酸度の低いすっきりした酒ができ、原料利用効率も高くなる。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
関東HD2号 2007年12月21日 水稲品種「関東HD2号」は、「コシヒカリ」の遺伝的背景にインド型品種「Kasalath」由来の出穂性QTL「qDTH8」(Hd5)を有する中生熟期の同質遺伝子系統である。出穂期は、育成地では「コシヒカリ」より10日遅く、「日本晴」と同じ"中生の晩"の熟期である。
食用作物
バレイショ種(Solanum tuberosum L.)
はるか 2007年12月21日 ばれいしょ「はるか」は白肉で、食味が良く、水煮適性が優れ、サラダおよびコロッケ加工適性もある中生の生食用系統である。目の周りが赤い外観を呈し、「男爵薯」よりも多収で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性がある。青枯病にもやや強い。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
九州138号 2007年12月21日 カンショ「九州138号」は、いもの皮色や外観が優れ、線虫抵抗性を示す。蒸しいもの食味も良好である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
吟のさと 2007年12月21日 「吟のさと」は、酒米品種としては短稈で耐倒伏性が強く栽培しやすい晩生種である。玄米のタンパク質含有率は「山田錦」並で、心白発現率が高く、心白の形状も安定していて外観品質は良好である。高度精米が可能であるため、吟醸酒等の麹米として利用できる。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
べにはるか 2007年12月21日 カンショ「べにはるか」は蒸しいもの糖度が高く、食味は良好である。いもの外観が優れ、線虫抵抗性を示す。
食用作物
カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)
ときまさり 2007年12月21日 カンショ「ときまさり」は原料当たりの純アルコール収得量が「コガネセンガン」より多く、焼酎は軽快な甘味とコク、いもの香りが強い特徴のある酒質である。サツマイモネコブ線虫抵抗性が優れ、でん粉歩留が高く、いもの貯蔵性も良好である。
食用作物
ソバ種(Fagopyrum esculentum Moench)
なつみ 2007年12月 5日 そば「なつみ」は、夏そばとしては食味や麺帯形成性に優れる。「しなの夏そば」に比べ、草丈が高く、主茎節数、1株花房数がやや多く、子実重、千粒重はやや少なく、容積重はやや重い。製粉歩留りは同程度で、ルチン含量は多い。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
越神楽 2007年12月 5日 「越神楽」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、長稈、中間型の品種である。醸造時のアルコール収率および生成酒のアミノ酸度は「山田錦」並であり、やわらかさと深みのある酒質を示すことから、米および掛米としての利用が期待される。
食用作物
ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.)
すずほのか 2007年12月 5日 だいず「すずほのか」は「コスズ」よりも早熟、短茎で耐倒伏性が優り栽培しやすい。ダイズモザイクウイルスに強く、収量と品質は「コスズ」並みである。子実は極小粒で納豆加工適性も良好である。
食用作物
稲種(Oryza sativa L.)
べこごのみ 2007年12月 5日 東北中北部向け飼料用稲「べこごのみ」を用いて無コーティング湛水土中直播で晩播を行う場合、5月下旬までの播種で、覆土条件下でも苗立が安定し、出穂の遅延や全乾物収量の低下も小さく、食用品種収穫前に黄熟期収穫が可能である。

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