中山間地域等における持続型営農システムの実現に向けた技術体系の確立
中山間水田の持続的利用と収益性向上のため、地域に適した野菜生産技術、野菜導入を可能とするムギ・ダイズ・イネの省力・安定多収生産技術、省力畦畔管理技術、広域分散水田の効率的作業管理技術を開発し、現地実証試験を推進することで技術体系として確立する。中晩生カンキツ等の高収益で持続的な生産を実現するため、生産に適した園地集積と規模拡大に対応し、団地型マルドリ方式による、園地整備及び運営管理に関する技術体系を確立する。中小規模施設園芸の収益性向上のため、地域特産野菜、薬用作物等の生産技術、燃油使用量を半減する低コスト施設内環境改善・省エネ技術の開発を、また、環境保全にも留意するため、地域有機性資源による生物的土壌消毒技術や飛翔しない天敵等による害虫対策技術の開発を行う。収益性の高い有機農産物を生産するため、施設園芸では総合的病害虫管理を核とした有機野菜生産体系を、土地利用型作物では、新たな除草機と耕種的な病害虫・雑草の被害軽減技術を組み合わせ、イネの有機栽培において除草作業に係る労働時間を30%以上削減するとともに、ダイズの有機栽培体系を確立する。
普及成果情報
研究成果情報
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2020年
- 消化管内容物分子解析によるヒメハナカメムシ類のインセクタリープランツから作物への移動推定法
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2020年
- 障がい者雇用におけるユニバーサル農業の実践とJGAP導入の効果
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2020年
- 施設栽培の燃料消費を大幅に削減できる省エネルギー技術体系
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2020年
- 圃場整備前の地形情報に基づく棚田の地下水流動系の分類
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2020年
- 経営面積拡大と所得拡大が両立できる中山間田畑複合経営モデルと技術的成立条件
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2020年
- 多収・良食味水稲品種「恋初めし」で精玄米重700kg/10a、整粒歩合70%を両立可能な西日本地域での施肥および作期の条件
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2019年
- 自動機械学習による害虫アブラムシ種識別モデルの検証
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2019年
- ブラインシュリンプ乾燥卵は天敵タバコカスミカメの代替餌として利用できる
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2019年
- 障害者の安定雇用や能力発揮のために役立つ作業環境
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2019年
- もち麦に対する消費者の認知状況と食習慣の実態
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2019年
- 空中写真を利用したSfM多視点ステレオ写真測量法による基盤整備前地形モデルの推定
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2019年
- 抑草剤による瀬戸内地域の芝生畦畔における7月の草刈り代替
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2019年
- 中山間地域におけるマルチコプタを用いた小麦の赤かび病適期防除支援技術
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2019年
- 有機栽培水稲では冬季湛水により窒素供給量が増え収量が増大する
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2018年
- ハウス内を局所冷却するトマト2次育苗装置「作物育成システム」による果実増収効果
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2018年
- 熟性遺伝子E2とE3が温暖地におけるダイズ品種「エンレイ」の収量形成に及ぼす影響
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2018年
- 栽植密度変更処理によりダイズ青立ち程度の品種間差が検出できる
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2018年
- 子実肥大始期における光環境の改変によるダイズの青立ち発生促進手法
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2018年
- 本暗渠未整備の水田転換畑のチゼルプラウ耕は排水性を改善しダイズの収量を改善する
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2018年
- イネツトムシに有効なBT水和剤の散布時期および残効期間
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2017年
- キレックス法による寄生蜂からの非破壊DNA抽出法
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2017年
- 天敵温存植物スカエボラが飛ばないナミテントウ成虫の定着促進に及ぼす効果
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2017年
- 植物資材の細断同時すき込み機を用いた土壌還元消毒とその殺菌作用
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2017年
- ルミノメーターとATP測定キットによる簡易・迅速な土壌微生物バイオマス推定法
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2016年
- 米ぬか施用による土壌の物理・化学性の変化がコナギの生育を抑制する