直進アシスト田植機 :新フォーマット
- 印刷用シートはこちら 【PDF:615KB】
- 詳しいチェックリストはこちら 【PDF:302KB】
導入の効果
- 直進アシスト機能によりハンドルを自動制御し、設定された経路を自動走行して田植作業を行う田植機。自動旋回機能や可変施肥機能が搭載された製品も存在。
- 価格帯(目安):300万円~550万円
直進アシスト田植機の作業時間(時間/10a)
成果
- 運転経験の浅い従業員でも作業時間が短縮 され、作業時間が平均で18%短縮。
- 移植作業をしながら後方を振り返り苗残量や欠株を把握でき、精神的な負担の軽減に?がった。
留意点
- 直進アシスト機能のメリットを活かすためには、十分な行程長を確保することが必要(概ね50m以上)。
導入の効果が現れなかった例
- 苗補給の作業時間を削減しようと考えていたが、取扱説明書に従った運用をするためには、苗補給時には田植機を停止する必要があった。
- 導入した機種の測位は基地局補正に対応していなかったため、走行中の手動調整が必要だった。
運用中に発生したトラブルの例
- ほ場条件(山際、堤防付近等)等により、測位精度が悪くなり、位置ずれ、工程間の条間が安定しないなど現象が見られた。
導入成功へのカギは十分な事前検討!
直進アシスト田植機導入成功のために事前に検討するべき事項
- 農作業安全のための指針を確認した。
- 導入の目的がはっきりしている。
- 直進性を生かせる大きさの圃場である。
- 圃場の周囲にGNSS信号受信の障害物(建物、木立、山など)はない。
- 導入予定機種はRTK基地局が必要か否か確認した。
- 導入予定機にどの程度の直進精度を求めるかはっきりしている。
直進アシスト田植機の導入事例
_
_
_
水田作(大規模)
_
_
_
水田作(中山間)
_
_
_
畑作
実証課題名 | 実証地 | 品目 | より詳細 な成果 |
---|---|---|---|
ロボット技術・ICT利用による中山間地域における省力・高能率輪作体系の実証 | (株)西部開発農産【岩手県北上市】 【畑2B02】 |
大豆、水稲、そば | 成果pdf |